【2.5次元】財木琢磨&古田一紀、久々の共演で共に目指す「生演奏」 「この音とまれ!」インタビュー

2019年8月13日 / 12:00

 『ジャンプSQ.』に連載中のコミックス(アミュー作)を舞台化し、和楽器「箏(こと)」に情熱を注ぐ高校生たちの青春を描く「この音とまれ!」の公演が8月17日からスタートする。上級生にすら恐れられる不良少年だが仲間思いの優しさを持つ久遠愛を演じる財木琢磨と、廃部寸前の部を守ろうと奔走する時瀬高校箏曲部部長・倉田武蔵役の古田一紀に、久しぶりの共演となる互いの印象や、生演奏を披露する箏への思いなどを聞いた。

倉田武蔵役の古田一紀(左)と久遠愛役の財木琢磨

-ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンでそれぞれ越前リョーマ(古田)、手塚国光(財木)を演じて以来の共演となります。部長と新入生という立場が逆転していますね。

財木 昔からのファンでいてくれている人にとってはグッとくるかもしれないですね(笑)。ただ、それはまた別ものと考えているところもあるので、あまり気にしていないです。

古田 たまたまね。僕もそうです。役が違いますから。僕が手塚役をやるとなったらそれはまた、アレですけど(笑)。

-芝居の上で久々に再会して、お二人自身の成長ぶりや、変わったことを実感する瞬間などはありましたか。

財木 まだ(取材当時は)お箏の稽古しかできていませんが、僕は以前よりも一紀は丸くなったように思います。ちょっと角が取れたというか。そんなことない?

古田 丸くなったと思います。それから、芝居の面でも大きく変わっていると思います。僕は違うこと(声優の仕事)をメーンに仕事をしているので、その分、以前の芝居とは変わったのかなと思います。

財木 僕は自分では変わっているかどうかは分かりません(苦笑)。クールな役が多かったので、今回はこれまでにないほどしゃべるキャラなんです。なので、今から、どう動いたらいいだろうって試行錯誤をしています。

-古田さんは声優に活動をシフトして、およそ1年半ぶりにまた舞台に戻ってきました。何かきっかけがあったんですか。

古田 生演奏だと聞いたことです。クライマックスで生演奏をすることはあまりないことだと思ったので、それで久々の舞台に出演してみようと思いました。

-お箏の経験は?

古田 大学生の頃に授業で1曲弾ける程度にはやったことがありました。そのときは、好きに弾いてその人に次の人が乗ってきて、それを受けて弾いて、という即興デュエットみたいなこともしました。

財木 僕は全くないです。楽器自体、弾いたことがない。

-不安はありませんか。

財木 楽器に対してももちろんそうですが、初座長という不安もあります。でも、一つ一つ、課題を潰していって、本番初日には自信を持って出来上がったものをお見せしたいと思っています。絶対に成長できる舞台だと思いますし、舞台で生演奏をするという経験もなかなかできない機会だと思うので。

-それぞれのキャラクターらしく弾こうという意識はありますか。

古田 僕は全部弾けるようになったので、これから弾き方や座り方を直す段階に入りました。もちろん、キャラクターらしくということは意識しますし、これからそれを習得しようと思っています。

財木 そうですね。ただ弾くだけじゃなく、やはりお芝居ですから演じるという意味でもやらなくてはいけないことはたくさんあります。

-練習開始から(取材当時)3カ月ほどたちましたが、指の感じに変化はありますか。

財木 豆ができました。その豆が治りかけ、今はなくなって…。とにかく押し手(左手で弦を押して音を変化させること)で弾くのが痛いんですよね。

古田 僕は、財木くんが言っている段階は1カ月くらい前にもう過ぎました(笑)。なので、今は、ほとんど何もないです。

財木 結構昔だなぁ…。そっかぁ…。

-愛はおじいさんとのエピソードが印象深く描かれるキャラクターですが、財木さん自身のおじいさんとの思い出を教えてください。

財木 じっちゃんにはよく健康ランドに連れて行ってもらって、温泉に入って一緒にご飯を食べていました。昔ながらの人で「男は台所に立つな」、「女は二歩下がってついてこい」みたいな人でした。

-原作で一番好きなキャラクターは誰ですか。

財木 やっぱり愛が好きです。

古田 来栖妃呂ですね。かわいい、本当にかわいい。一番好きです。今回の舞台には妃呂は出演しないのですが。

-この先の原作の展開では、ラブコメの要素も出てきますが。

古田 だから、絶対やりたくないんです。好き過ぎて。

-高校生の青春物語を描く本作ですが、高校生活の青春の思い出を教えてください。

財木 部活かな。僕はバスケットボール部でした。それとは別に空手を小さい頃からずっとやっていました。

古田 僕は、勉強を頑張りました。勉強は結果として分かりやすく表れるのがいい。先生の話を聞いているとテストに出そうなポイントが分かるんですよ、言い方で。だからそういうところをチェックして、テストに臨んでいました。高校3年生になってからはダンスも始めて、1時間半のレッスンを3コマとるほど練習しまくっていました。タップダンスもやっていましたし、充実した高校生活を送れていたと思います。

財木 いいなぁ。僕も何か夢中になれることやっておけばよかった(笑)。

(取材・文・写真/小林裕美)

(C)アミュー/集英社・舞台「この音とまれ!」製作委員会

舞台「この音とまれ!」は8月17日~25日、都内・全労済ホール/スペース・ゼロを皮切りに福岡、大阪で上演。
公式サイト http://officeendless.com/sp/konooto/

 


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