菅⽣新樹、2026年の抱負を語る「役者として地に足が着いてきた。やっとここからだなと」

2026年1月14日 / 12:00

 菅生新樹が主演するドラマ「人は見た目じゃないと思ってた。」(テレ東系)が、毎週木曜0時30分から放送中だ。本作は人は誰のため、何のために“見た目”に拘るのか…ルッキズムの現代社会に一石を投じるファッションヒューマンドラマ。「人は見た目ではなく中身」だと信じて生きてきた主人公・石黒大和が、ファッション雑誌の世界に身を投じたことをきっかけに成長していく姿を描く。

 本作が全国放送の連続ドラマ初主演となる菅生が、ドラマの見どころや2026年の抱負を語ってくれた。

菅生新生【ヘアメーク/永瀬多壱、スタイリスト/前田勇弥、メガネ提供/Zoff】(C)エンタメOVO

-本作の企画内容を聞いたとき、菅生さんは「これは⾃分にぴったりの役だ」と運命を感じたそうですね。その思いを教えてください。

 ドラマや映画で先輩方と共演したり、さまざまな作品を見る中で、「この人の見た目だからこそ作品がよく見える」「見た目によって作品の伝わり方が変わるんだな」と感じるようになり、“見た目”が作品に与える影響の大きさを、より実感するようになったんです。俳優として体づくりを含めて見た目について考える機会も増えていく中で、同世代の俳優の中で自分にはどんな役や作品が合うのか、どんな人間になりたいのかを考えていた時期に、この作品と出会いました。作品のテーマそのものが、自分が考えていたことと重なりましたし、若手俳優の中で、僕はあまり華やかでキラキラしたタイプではないと思っているので、これは自分にぴったりの作品だと感じました。

-菅生さんは普段から「ルッキズム(=外見至上主義)」の問題について、どのようなことを感じていますか。

 この作品に出合って、ルッキズムについて改めて考えたときに、自分自身も知らず知らずのうちにルッキズムをしているなと思いました。大々的に口に出すことはありませんが、例えばテレビを見ているときに何かを感じてしまう瞬間はありますし、人である以上、そうした感情を抱いてしまう部分は誰にでもあると思います。誰しも少なからず固定観念や偏見のようなものを持っていると思いますし、ただ、それを自分の中で感じること自体は自由でも、それを言葉にしたり、SNSなどで第三者に向けて発信するのは違うのかな、と感じています。

-上司役を演じている剛力彩芽さんとは、どんなお話をしていますか。

 剛力さんとは、現場で僕が悩んでいることや葛藤していることを相談したり、仕事の話をよくしています。これまで出演されてきた作品のことや、「泣くシーンの演技は得意ですか?」といった演技の話をすることもありますし、世の中で起きている出来事について語ることもあります。基本的には小声で、かなり真剣な話をしています(笑)。

-⽯⿊⼤和は野球⼀筋で⽣きてきた役柄ですが、菅⽣さんは学生時代はどんな子でしたか。

 大学進学を機に東京に出て来たときは、いろんな人に会って、いろんなことを感じたいと思っていたので、たくさんのアルバイトをしていました。居酒屋やすし屋、ステーキを焼く仕事もしましたし、ジムや古着屋のショップ店員もやりました。アルバイトを通じて多くの人に出会い、今でも仲良くしている人もいます。人に対して興味があって「この人はどういう思考で、なぜこういう行動をしたのだろう」と学生の頃も今も変わらず考えてしまいます。

(C)テレビ東京

 
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