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目の前に本当に恐竜が現れたらどういう悲鳴を出すのかなとか、少しだけ痛い時はどういう声を出すのかなとか、本当にその場で自分が演じているのを想像しながら声を出していました。私のアフレコ風景を見たら、大きく動いていたり、一点を見詰めていたり…不思議な行動に感じるかもしれないので、見られていなくてよかったです(笑)。
映像を見させていただきながら、台本を読んで、これはどういう悲鳴なのかとか、自分で声を録って、ここはもう少し強く言った方がいいのかなとかも考えましたが、私の声とテレサのキャラクターの雰囲気がとても合っていると言ってくださったので、安心しましたしうれしかったです。
私はオーバーに声を出したつもりなのに、吹き替えをした声を聞くと全然オーバーではなかったんです。自分がこうやりたいと思っても、全然声にできていなかったと悔しくて。声優の皆さんの声を聞いていると、本当にその場にいるような声の出し方をされていて、やはり声優の皆さんはすごいと改めて思いました。といいますか…、すごいとかの次元ではないんだと思いました。でも、なかなか経験できないことなので考える時間も夢中になれましたし、声優として吹き替えをさせていただいていることがとても楽しかったです。私は、アニメが大好きなので、声を当てることの大変さを学ぶこともできましたし、楽しさを知ることができて今は幸せです。
ぜひ、また吹き替えをさせていただきたいです!
とにかく大迫力で圧倒されました。いろんな恐竜たちが出てくる中で、特にティラノサウルスがさまざまな場面に登場するので、こんなこともするんだという驚きもありました。映画館の大きなスクリーンでその迫力を体感していただきたいです。
さらにパワーアップしています。恐竜の迫力やかわいらしさが、どんどん上がっていると思いますのでその部分もぜひご覧いただきたいです。恐竜を目の前にして、登場人物の人間性が見えてくるところも魅力的なポイントだと思います。恐竜の迫力だけではなく、人間の良さや悪さも見えてくるところが「ジュラシック・ワールド」シリーズの素晴らしいところだと思うので、ぜひ映画館で体感していただきたいと思います。私自身は、自分の吹き替えの成果も確かめたいので、字幕版と吹き替え版の両方を見に行きます!
(取材・文・写真/田中雄二)
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