吉川愛「恐竜を目の前にして、登場人物の人間性が見えてくるところも魅力的なポイントだと思います」『ジュラシック・ワールド/復活の大地』【インタビュー】

2025年8月8日 / 15:00

-叫ぶ時は、何かを想像しながらするのですか。

 目の前に本当に恐竜が現れたらどういう悲鳴を出すのかなとか、少しだけ痛い時はどういう声を出すのかなとか、本当にその場で自分が演じているのを想像しながら声を出していました。私のアフレコ風景を見たら、大きく動いていたり、一点を見詰めていたり…不思議な行動に感じるかもしれないので、見られていなくてよかったです(笑)。

-吹き替えた自分の声の印象はいかがでしたか。

 映像を見させていただきながら、台本を読んで、これはどういう悲鳴なのかとか、自分で声を録って、ここはもう少し強く言った方がいいのかなとかも考えましたが、私の声とテレサのキャラクターの雰囲気がとても合っていると言ってくださったので、安心しましたしうれしかったです。

-ほかの皆さんが吹き替えをされた声を聞いてどう思いましたか。

 私はオーバーに声を出したつもりなのに、吹き替えをした声を聞くと全然オーバーではなかったんです。自分がこうやりたいと思っても、全然声にできていなかったと悔しくて。声優の皆さんの声を聞いていると、本当にその場にいるような声の出し方をされていて、やはり声優の皆さんはすごいと改めて思いました。といいますか…、すごいとかの次元ではないんだと思いました。でも、なかなか経験できないことなので考える時間も夢中になれましたし、声優として吹き替えをさせていただいていることがとても楽しかったです。私は、アニメが大好きなので、声を当てることの大変さを学ぶこともできましたし、楽しさを知ることができて今は幸せです。

-もしまた吹き替えの話が来たら…。

 ぜひ、また吹き替えをさせていただきたいです!

-映画はどのような印象でしたか。

 とにかく大迫力で圧倒されました。いろんな恐竜たちが出てくる中で、特にティラノサウルスがさまざまな場面に登場するので、こんなこともするんだという驚きもありました。映画館の大きなスクリーンでその迫力を体感していただきたいです。

-これから映画をご覧いただく皆さんに向けて見どころなどを教えてください。

 さらにパワーアップしています。恐竜の迫力やかわいらしさが、どんどん上がっていると思いますのでその部分もぜひご覧いただきたいです。恐竜を目の前にして、登場人物の人間性が見えてくるところも魅力的なポイントだと思います。恐竜の迫力だけではなく、人間の良さや悪さも見えてくるところが「ジュラシック・ワールド」シリーズの素晴らしいところだと思うので、ぜひ映画館で体感していただきたいと思います。私自身は、自分の吹き替えの成果も確かめたいので、字幕版と吹き替え版の両方を見に行きます!

(取材・文・写真/田中雄二)

(C)2025 Universal Studios. All Rights Reserved.

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

尾上松也「金田一耕助を演じる喜びがふつふつと」奥智哉「今の時代にふさわしい作品に」名作ミステリー映画で共演『八つ墓村』【インタビュー】

映画2026年9月18日

-お二人は今回が初共演だそうですが、そういう金田一と辰弥の関係をどのように作っていったのでしょうか。 松也 僕のクランクインが、ロケ地の岡山でちょうど奥さんや堀田(真由/森美也子役)さんと3人のシーンでしたので、初日の撮影が終わった後にみん … 続きを読む

有村架純、石田ひかり、姫野花春「見終わった後ですごく幸せな気持ちになれる映画です」『さとこはいつも』【インタビュー】

映画2026年9月18日

有村 花春ちゃんは、その青さといい輝きといい、本当に今しかないものがしっかりと画面に映っていました。15歳の聡子ちゃんには、まだ名の知れぬ感情がいっぱいある。これからこの子はいろいろな感情を知って大人になっていく。今はそのスタートラインにい … 続きを読む

見上愛「樹里ちゃんは周りを安心させる空気感を持っている」上坂樹里「愛さんが私を直美にしてくれました」主演の2人が撮影を振り返る【連続テレビ小説「風、薫る」インタビュー】

ドラマ2026年9月17日

-看護師役を演じて、看護師に対する印象が変わった部分はありますか。 見上 最初の頃は、「技術職」という印象が強く、看護婦養成所のパートが始まったときは、包帯やシーツをきちんと扱えるようにしなければ…という意識が強かったんです。でも、イベント … 続きを読む

丸山隆平「きっと誰も見たことがないものになる」 舞台「water」で挑む半自伝的作品【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年9月14日

 丸山隆平と、演劇団体マームとジプシーの主宰を務め、劇作家・演出家として注目される藤田貴大が企画し、作り上げる舞台「water」が9月27日から上演される。本作は、丸山の記憶の断片を散りばめながら、藤田の視点で見つけた京都という土地、そして … 続きを読む

倉悠貴 豊臣兄弟を支える軍師・黒田官兵衛を好演中「最後までしっかり演じ切りたい」【大河ドラマ「豊臣兄弟!」インタビュー】

ドラマ2026年9月13日

-本作では戦国時代の過酷さが描かれる一方で、ユーモアのあるシーンも多いですが、その辺もお二人が空気感を作っているのでしょうか。  その点は、お二人と一緒に現場を引っ張ってくださる蜂須賀正勝役の高橋努さんの存在も大きいです。この作品は、戦国時 … 続きを読む

page top