エンターテインメント・ウェブマガジン
宮沢さんとは二度目の共演ですが、前回はほとんど話をする機会もなかったので、今回はいろいろとお話しをさせていただきました。とても雰囲気が柔らかく、穏やかで優しい方なので、緊張することなく、お芝居について相談しながら収録できたのは、すごくありがたかったです。
意知さんとの幸せな時間を、できるだけすてきなものにしたかったので、2人が深いところでつながっていることを表現できたら…と思いながら収録に臨んでいました。特に印象的だったのは、初めて意知さんに膝枕をするシーン(第25回「灰の雨降る日本橋」)です。あのときは、誰袖に対する意知さんの思いを知ると共に、深い愛情が伝わってきて、とても幸せな気持ちになりました。
あまりにも衝撃が大きく、蔦重が救ってくれるまで、受け入れることができませんでした。蔦重は、幼い頃からそばにいて、何かあれば助けてくれる、誰袖にとっては兄のような存在です。第29回では「どうにかして助けたい。誰袖の笑顔をもう一度見たい」という蔦重の思いが、ひしひしと伝わってきました。だからこそ、誰袖も笑顔を取り戻すことができたのだと思います。
横浜さんは、本当に誰袖と蔦重のような感じで、兄のように接してくださいます。疲れているはずなのに、私が緊張していることを察して、いろいろと話しかけ、緊張をほぐしてくださったり、お芝居で悩んでいると「大丈夫だから」と励ましてくださったり…。横浜さんのおかげでリラックスしてお芝居に臨めることも多く、本当に感謝しています。

(C)NHK
これまでも、森下さんの作品を見るたびに、登場人物一人一人に対する深い愛情を感じていたので、森下さんの作品に出演できることが、本当にうれしかったです。誰袖にも森下さんの深い愛情を感じながら毎回、新たな一面を見させてもらっています。「すてき」、「かわいい」、「かっこいい」と、どんどん愛情が湧いてくるような魅力的な女性を演じさせていただき、心から感謝しています。
劇中劇で演じた浮名は、誰袖とは異なるクールな女性で、所作もまったく違うので、動き方を1から教えていただき、演出の方や所作指導の先生と相談しながらかっこよく見える仕草を作っていきました。いつもの「べらぼう」と異なり、世界観もポップに作り込まれていたので、すごく楽しかったです。
以前から時代劇に出演したいと思っていたので、その念願がかなった作品で、こんなすてきな役を演じさせていただけたことがとてもうれしいです。大変なことも多いですが、「一生の思い出」という気持ちで、先生方のご指導をいただきながら収録に臨んでいます。おかげで、これからも勉強を重ね、もっともっと俳優として力をつけていこうと、新たな意欲も芽生えてきました。
(取材・文/井上健一)

(C)NHK
映画2026年11月5日
-3人のキャラクターに共感はできましたか。 そのキャラクター全部に共感できるというのは、あまりないのですが、ポイントポイントでは、そりゃそうだよねって思う共感はありました。ただ、それは違うぞと思ったところもたくさんありました。 -神名役の … 続きを読む
映画2026年11月3日
-お話を伺っていると、参加した皆さんが一丸となって作り上げたすてきな現場だったことが感じられます。 相葉 原作・脚本の平山讓さんは、取材から含めて30年くらいこの作品と向き合っていますし、稲垣(壮洋)監督も何年もの時間をこの作品に費やしてい … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年10月31日
-改めて、この作品の魅力はどんなところにあると感じていますか。 僕は、生きていく中で「解釈力」が大事だなと思っています。生きているといろいろなことが起きますよね。大変な状況や苦しいこと、大失敗もある。でも、起こった事実は変えられなくても、 … 続きを読む
映画2026年10月31日
「クジラに落ちた男」(16日公開)★★★ 父を知り、父を乗り越える 巨大なマッコウクジラに丸のみにされた17歳のジェイ(オースティン・エイブラムス)が、亡き父の教えを頼りに脱出を図る。ブライアン・ダッフィールド監督が描くのは、「ピノキオ」 … 続きを読む
映画2026年10月30日
-以前お話を伺った際、柳楽さんはご自身のお芝居について「以前は自分を役に寄せていくやり方をしていたが、『浅草キッド』の後からは、自分のパーソナルな部分を役に反映させて演じるようにしている」というお話をされていました。今回、竜二という役に対し … 続きを読む