高城れにが語る家出エピソード「私、“家出魔”なんです」 初の単独舞台主演&初座長は「私にとっての宝物になる」【インタビュー】

2024年1月1日 / 10:00

ー俳優としてはどんな夢や目標がありますか?

 自然な演技ができるような女優さんになりたいです。事務所に入りたての時に『花とアリス』という映画を見て、蒼井優さんの演技にすごく引かれました。どこからがせりふで、どこからがせりふじゃないんだろうというような、自然体のままなのに、きちんと役になっている。内側から出る魅力がある女優さんになりたいです。

ーでは、本作にちなんで、高城さんは、家出をしたいと考えたことはありますか。

 私、“家出魔”なんですよ(笑)。数年前に家出をしました(笑)。ある冬の12月に家出をして、行く先もなかったので、上着も着ないまま、とある観光スポットに行きました。一人でベンチに座ってコーンスープで暖をとっていたんですが、日が暮れてくるとイルミネーションがすごかったんです。そうするとカップルやファミリーがわんさかきて。一人で何やってるんだろうと思いながら、このまま帰るのもなんか癪で…。それで、「イルミネーションをきれいに撮れるか選手権」を1人で開催して、スマホで撮影してました。そうしたら、母から電話がきて「おそばとるけど何そばがいいの?」って言われて、家に帰りました(笑)。

ーその家出の原因は何だったんですか。

 その日はお休みだったので、母から「朝から出かけよう」って言われてたんですけど、眠くて眠くて起きられなかったんです。そうしたら、母は「昼からでもいいから出かけよう」と言ってくれたんですが、私はせっかくの休みなのに…って、そんな訳が分からないけんかです(笑)。

ーそれでは、最近、高城さんが「最高だな」と思ったことは?

 横浜です! 地元が大好きで。育った土地というのは本当に落ち着きます。なんていっても、家出をしても横浜から出なかったくらいなんですから(笑)。

(取材・文・写真:嶋田真己)

 

 パルコ・プロデュース2024「最高の家出」は、2024年2月4日(日)~24日(土)に都内・紀伊國屋ホールほか、高知、大阪、香川、宮城、北九州で上演。

 

パルコ・プロデュース2024「最高の家出」

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

尾上松也「金田一耕助を演じる喜びがふつふつと」奥智哉「今の時代にふさわしい作品に」名作ミステリー映画で共演『八つ墓村』【インタビュー】

映画2026年9月18日

-お二人は今回が初共演だそうですが、そういう金田一と辰弥の関係をどのように作っていったのでしょうか。 松也 僕のクランクインが、ロケ地の岡山でちょうど奥さんや堀田(真由/森美也子役)さんと3人のシーンでしたので、初日の撮影が終わった後にみん … 続きを読む

有村架純、石田ひかり、姫野花春「見終わった後ですごく幸せな気持ちになれる映画です」『さとこはいつも』【インタビュー】

映画2026年9月18日

有村 花春ちゃんは、その青さといい輝きといい、本当に今しかないものがしっかりと画面に映っていました。15歳の聡子ちゃんには、まだ名の知れぬ感情がいっぱいある。これからこの子はいろいろな感情を知って大人になっていく。今はそのスタートラインにい … 続きを読む

見上愛「樹里ちゃんは周りを安心させる空気感を持っている」上坂樹里「愛さんが私を直美にしてくれました」主演の2人が撮影を振り返る【連続テレビ小説「風、薫る」インタビュー】

ドラマ2026年9月17日

-看護師役を演じて、看護師に対する印象が変わった部分はありますか。 見上 最初の頃は、「技術職」という印象が強く、看護婦養成所のパートが始まったときは、包帯やシーツをきちんと扱えるようにしなければ…という意識が強かったんです。でも、イベント … 続きを読む

丸山隆平「きっと誰も見たことがないものになる」 舞台「water」で挑む半自伝的作品【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年9月14日

 丸山隆平と、演劇団体マームとジプシーの主宰を務め、劇作家・演出家として注目される藤田貴大が企画し、作り上げる舞台「water」が9月27日から上演される。本作は、丸山の記憶の断片を散りばめながら、藤田の視点で見つけた京都という土地、そして … 続きを読む

倉悠貴 豊臣兄弟を支える軍師・黒田官兵衛を好演中「最後までしっかり演じ切りたい」【大河ドラマ「豊臣兄弟!」インタビュー】

ドラマ2026年9月13日

-本作では戦国時代の過酷さが描かれる一方で、ユーモアのあるシーンも多いですが、その辺もお二人が空気感を作っているのでしょうか。  その点は、お二人と一緒に現場を引っ張ってくださる蜂須賀正勝役の高橋努さんの存在も大きいです。この作品は、戦国時 … 続きを読む

page top