エンターテインメント・ウェブマガジン
私は、今回、舞台「呪術廻戦」に初めて参加するので、まだまだ未知の世界ではありますが、妥協なしに表現していきたいと思っています。野薔薇ちゃんとしては、黒閃を初めて出して、呪術師として成長していく姿が見どころです。野薔薇ちゃんの仲間思いで温かいところを大事に演じていきたいと思います。
今、お芝居にしっかり向き合わせてもらってから3年になりますが、その役を“生き抜くこと”を大事にしたいと常に思っています。お芝居をさせていただいている中で、何が一番悔しかっただろうと振り返ると、その役をきちんと生きられなかったときだと思いました。そこに生きている、ステージの上で息をしていると思う演技ができると、少しだけ納得できます。まだまだ分からないことばかりで、正解、不正解がないお芝居だからこそ、悩むことも多いのですが、“そこに生きる”を大切にしたいです。
向き合い方は変わっていないと思いますが、当時よりは分かることが増えてきたとは思います。以前は自分のことで精いっぱいでしたが、今は少しだけ、外側から自分を見られるようになりました。「相手の方がこうしているから私はこうしよう」と周りを見てお芝居ができるようになってきたかなとは思います。
あまり細かく決めているわけではないですが、自分の中のルールはたくさんありますね(笑)。特に最近は「すぐにやる」がマイルール。例えば、汗をかきたいと思ったら、すぐに運動する。部屋を片付けようと思い立ったらすぐに片付ける。とにかく、思い立ったら、すぐにやるようにしています。
より濃厚な1年になればと思います。この作品に出演することで、自分なりの課題もさらに見つかると思うのですが、それをまずはクリアーしたいです。それから、揺るがない自信を身につけられたらいいなと思います。私はまだまだ環境に揺さぶられてしまうので、常に安定した心でいられればと思っています。
少し前まで、引っ越しをしたいと思っていたんですが、今は引っ越し熱も冷めました(笑)。私は引っ越しが大好きで、そうやって環境を変えようとしてきたのですが、変化よりも現状を維持していくことの方が大切なのだと思い至って…。なので、来年は「地固め」がテーマです(笑)。
(取材・文:嶋田真己)
「舞台『呪術廻戦』-京都姉妹校交流会・起首雷同-」は、12月15日~31日に都内・天王洲 銀河劇場、2024年1月6日~14日に兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobeで上演。
(C)芥見下々/集英社・舞台「呪術廻戦」製作委員会
舞台・ミュージカル2025年7月3日
▽長い時を刻む、大衆文化とは異なる魅力 -Kカルチャーが世界で注目される今、今回のような舞台表現はKカルチャーの中にどう位置づけられると思いますか? K-POPや映画などの大衆文化も素晴らしいですが、伝統芸術はそれよりもはるか以前から続い … 続きを読む
映画2025年7月3日
-実際に演じてみて感じたことや、演じる上で心掛けたことや気を付けたことはありましたか。 自分が桐島を演じる上で一番重要だと思ったのは、(偽名の)「ウチダヒロシ」として、1人の部屋で朝を迎えて、窓を開けてコーヒーを飲んでというシーンでした。 … 続きを読む
ドラマ2025年7月2日
磯村勇斗主演、堀田真由、稲垣吾郎が出演するカンテレ・フジテレビ系“月10ドラマ”「僕達はまだその星の校則を知らない」が7月14日から放送スタートする。本作は、独特の感性を持つがゆえに何事にも臆病で不器用な主人公・白鳥健治(磯村勇斗)が、少 … 続きを読む
ドラマ2025年7月1日
ドラマ「私があなたといる理由~グアムを訪れた3組の男女の1週間~」が、7月1日からテレ東系で放送がスタートする。本作は、グアムを訪れた世代が違う男女3組のとある1週間を描いた物語。30代の夫婦(蓮佛美沙子、溝端淳平)、20代の大学生カップ … 続きを読む
ドラマ2025年6月29日
-それが変わってきたということでしょうか。 物事は、ある程度加速がつき、歯車がスムーズに回り始めれば、少ないエネルギーで進んでいくようになりますが、スタートするときは膨大なエネルギーが必要です。この作品もそういう過程を経て、ようやく彼が笑 … 続きを読む