舞台「呪術廻戦」釘崎野薔薇役の山口乃々華 「野薔薇ちゃんがそこにいると感じてもらえるように演じたい」【インタビュー】

2023年11月15日 / 08:00

 シリーズ累計発行部数8千万部を突破、全世界で一大ムーブメントを巻き起こした、芥見下々氏による漫画作品「呪術廻戦」。舞台化の第2弾となる「舞台『呪術廻戦』-京都姉妹校交流会・起首雷同-」が、12月15日から上演される。呪術高専の一年生・釘崎野薔薇を演じる、山口乃々華に本作の魅力や公演への意気込み、役作りについてなどを聞いた。

釘崎野薔薇役の山口乃々華 (C)芥見下々/集英社・舞台「呪術廻戦」製作委員会

-原作や脚本を読んで、「呪術廻戦」という作品の魅力をどこに感じていますか。

 今回、舞台化される「京都姉妹校交流会編」と「起首雷同編」では、進化していく過程や呪術師として高みをめざすキャラクターの姿が細かく描かれているので、そこが面白さだと思います。それぞれのキャラクターをより深く知れると思うので、「こんなふうに思っていたんだ」とか、「こういう熱い気持ちがあるんだ」と読んでいて、すごく共感しました。

-山口さんが演じる釘崎野薔薇には、どんな印象がありますか。

 強気で勝ち気で自信家で、それでいて真っすぐさがあるのが魅力だと思います。人を思うからこそ距離を置いていますが、いざというときにはすぐに助けにいく、とてもかっこいい女の子です。自分の信じた道を歩いていく姿は理想的ですが、現実にはなかなかいないキャラクターだと思うので、今、どうやって野薔薇ちゃんのすてきなところを自分が持っているもので表せばいいのか、探っている段階です。

-釘崎野薔薇に共感できるところはありましたか。

 野薔薇ちゃんの「強くなりたい」という呪術師としての向上心は、すごく共感できるところでした。私自身も常に「もっとうまくなりたい」と思っていますし、表現力を豊かにしたいと模索し続けているので、“向上心”は共通点だと思います。それから、原作の中で野薔薇ちゃんは“ネコ派”だと言っていたので、そこは同じです(笑)。私もネコを飼っていて、大の“ネコ派”なので。

-では、これから始まるお稽古で楽しみにしていることは?

「どうやって表現するの?」と思う術式がたくさんあるので、それをどう作り上げていくのか楽しみにしています。

-山口さんのアクションシーンも楽しみにしています。

 今から筋トレをして体は鍛えているのですが、やっぱりアクションや殺陣は難しいです。今回はカナヅチを持って戦うことになると思うので、その使い方も含めて野薔薇ちゃんがそこにいると感じてもらえるように頑張りたいと思います。

-本作のように漫画原作の舞台に出演するときに特に大切にしていることは?

 漫画原作の場合、それぞれのキャラクターにもたくさんのファンの方がいるので、キャラクターの魅力を損なわないように演じることがとても大事だと思っています。そして、そのキャラクターと私の気持ちをうまく合わせて作り上げていくことが実写でやる意味なのかなと思うので、キャラクターのどんなところに共感できるのか、どんなところが魅力なのかを考えながら役作りをするようにしています。逆にオリジナル作品では、「私がこの子の立場だったらこう思う」「私だったらこうする」と自分軸で考えて演じることが多いので、そこが大きな違いかなと思います。

 
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