エンターテインメント・ウェブマガジン
連続ドラマW-30「オレは死んじまったゼ!」提供:WOWOW
柳楽 川栄さんとは初共演から6年くらい経ちますが、その間に3回も共演できるなんて、驚きです。役の関係は毎回違いますけど、初対面の相手と違って信頼関係ができているので、変に緊張することなく、安心してお芝居ができます。おかげで、初めての長久組でも「いい現場に参加できている」と実感する瞬間が多くて。
川栄 柳楽さんは今回、“ホストの幽霊”というちょっと奇抜な役ですけど、いつもすてきなお芝居をされるので、どんな役でも絶対的な安心感があるんです。その上、「僕が主演です!」という感じで変に張り切るわけでもなく、自然体で現場にいてくださるので、みんなもリラックスできましたし。
柳楽 確かに、「よし、今日は行くぞ!」みたいな感じではないね(笑)。
柳楽 今回は、やりたいことができる現場だったという充実感がありました。実は僕、20代の頃は自分を役柄に寄せていくことを意識していたんですけど、30代に入って考えが変わってきたんです。
柳楽 もうちょっと自分のパーソナルな部分に軸を置き、それが役柄と重なっていく…みたいな表現をしてみたいなと。以前、(ビートたけし役を演じた)「浅草キッド」(21)に出演したとき、役に寄せていく芝居を「やり切った」という達成感があったんです。それを境に、素の自分を大切にした方が、そこから生まれる感情が、いい方向に作用するんじゃないかと考えるようになって。裏返せば、役に対する最低限の責任さえ持っていれば、過剰なアプローチは不要で、無理に役に寄せて行っても、いい効果を生まない気がしてきたんです。その点、自然体でいることを許してくれた長久監督の現場は、そういう僕のコンセプトにぴったりでした。
川栄 『泣くな赤鬼』(19)でご一緒したとき、柳楽さんは減量してがん患者の役を演じられていたので、すごく大変そうでした。でも今回は、そのときと違って、とても自然体で。
映画2025年9月16日
-お芝居に悩んだり、難しさを感じたりすることはありませんでしたか。 前田 たくさんあります。でもその都度、松井監督と相談しながら進めていきました。迷ったときは、松井監督を信じればいい、という信頼関係が出来上がっていたので。 窪塚 松井監督は … 続きを読む
映画2025年9月12日
-ルンメイさん、夫・賢治役の西島秀俊さんの印象はいかがでしたか。 ルンメイ 今回西島さんと一緒にお仕事ができたことはとても光栄でした。西島さんは経験豊かな方なので、私は現場でとても安心して演技をすることができました。西島さんがいろんなエネル … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年9月12日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼無鉄砲小僧、恐れを知らぬ行動力 … 続きを読む
ドラマ2025年9月12日
-小学生の頃、絵画教室に通われていたそうですが、演じる上で役立った部分はありますか。 僕は子どもの頃から、絵画教室に通ったり、自宅では粘土で架空のモンスターを作ったりしていました。そういう創作を楽しむ部分は、嵩に通じるものがありました。前 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年9月11日
-なるほど。そうして前に進んだ先に、どんな未来をイメージしていますか。 先のことはあまり考えていないです。友達たちが家を建てたり、子どもが生まれたりしているのを見ると、そうした未来を自分が持ったらどうなるんだろうなと考えることはありますが … 続きを読む