エンターテインメント・ウェブマガジン
パリコレクションなどでモデルとして活躍しながら、ファッションやコスメなどのプロデュース、バラエティー番組出演などさまざまな分野で活動を続けるアンミカ。9月6日から開幕するミュージカル「シンデレラストーリー」では、魔法使い役としてミュージカル初出演を果たす。「念願だった」というミュージカル出演への思いを聞いた。
人生でこうして何度も初めての経験をさせていただけるのは素晴らしいことなので、とてもありがたく思っています。
早くに亡くなった母がミュージカルが大好きでしたので、宝塚歌劇団を一度は一緒に見に行きたいと話していたのですが、それがかなわずに他界してしまいました。そうした影響からか、幼少期から毎週教会に通って聖歌を歌っていましたし、歌に親しんで育っていました。中学卒業後からは、ヒップホップのグループダンスのチームにも入って踊りを踊っていたので、昔から歌って踊るという世界が大好きだったんです。もちろん、演劇も好きですが、やっぱりミュージカルには憧れが強く、特に劇団四季さんのステージが大好きで、よく観劇に行っていました。
私の人生は、挑戦の連続ですので。15歳でモデル事務所に入るときも、たくさんの会社に書類を送りましたが、全部送り返されてきたんですよ。なので、「写真写りが悪いだけですから、実物を見た方が御社は得です」とアピールして、面接をしてもらったこともありました。結局、「実物もちょっと…」と落とされましたが、その会社からは「梅田に出てきたら遊びに来ていいよ」というお言葉を頂いたので、それを真に受けて、毎週行くようになりました。結局、高校3年間、芽が出なかったのですが、次は「パリコレだ」と思い、家を勘当されながらもパリに行ったんです。1回目に行ったときは何もできずに終わってしまったのですが、2回目でどうにか事務所に入ることができた。私の人生はいつも、チャレンジして駄目でも、2回目でどうにか、3回目で何とかなるということの連続でしたので、挑戦は私には当たり前のことなんです。実は、今回のミュージカルも、成就しかけてかなわなかったお仕事の後に頂いたので、そのときの悔しさが頭をよぎって、頂いたチャンスは何が何でも食らいつこうと気持ちが固まりました。
人生に無駄なことはないと私は思います。なので、(幼少期からの)歌やダンスの経験ということだけでなく、これまでの人生で経験した喜怒哀楽や感情の機微など、全てのことが、魔法使いというシンデレラを理解する立場の役に生きてきていると思います。
ドラマ2025年12月15日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」。“江戸のメディア王”と呼ばれた“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)の波乱万丈の生涯を描く物語も、残すは12月14日放送の最終回「蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)」の … 続きを読む
ドラマ2025年12月14日
NHKの大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」。“江戸のメディア王”と呼ばれた“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)の波乱万丈の生涯を描く物語は、12月14日放送の最終回「蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)」を持ってついに完結し … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年12月13日
稲垣吾郎が、2026年2月7日から開幕するPARCO PRODUCE 2026「プレゼント・ラフター」で傑作ラブコメディーに挑む。本作は、劇作、俳優、作詞、作曲、映画監督と多彩な才能を発揮したマルチアーティスト、ノエル・カワードによるラブ … 続きを読む
映画2025年12月12日
イギリスで最初の原作絵本が誕生してから80周年を迎えた人気児童向けアニメ「きかんしゃトーマス」の劇場版『映画 きかんしゃトーマス サンタをさがせ!パーシーのクリスマス急行』が12月12日から全国公開された。シリーズ初のクリスマスムービーと … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年12月10日
元禄時代に実際に起こった仇(あだ)討ちを題材に歌舞伎などで取り上げられて以来、何度もドラマ化、映画化、舞台化されてきた屈指の名作「忠臣蔵」が、上川隆也主演、堤幸彦演出によって舞台化される。今回、吉良上野介を演じるのは、高橋克典。高橋はデビ … 続きを読む