アンミカ「人生は挑戦の連続」 念願のミュージカル初出演で「何がなんでも食らいつこう」【インタビュー】

2022年9月6日 / 08:00

 パリコレクションなどでモデルとして活躍しながら、ファッションやコスメなどのプロデュース、バラエティー番組出演などさまざまな分野で活動を続けるアンミカ。9月6日から開幕するミュージカル「シンデレラストーリー」では、魔法使い役としてミュージカル初出演を果たす。「念願だった」というミュージカル出演への思いを聞いた。

魔法使い役のアンミカ

-「念願だったミュージカル出演が50歳にしてかなう」とコメントを発表していましたが、改めて、本作への出演が決まった心境を教えてください。

 人生でこうして何度も初めての経験をさせていただけるのは素晴らしいことなので、とてもありがたく思っています。

-もともと、ミュージカルには興味があったんですか。

 早くに亡くなった母がミュージカルが大好きでしたので、宝塚歌劇団を一度は一緒に見に行きたいと話していたのですが、それがかなわずに他界してしまいました。そうした影響からか、幼少期から毎週教会に通って聖歌を歌っていましたし、歌に親しんで育っていました。中学卒業後からは、ヒップホップのグループダンスのチームにも入って踊りを踊っていたので、昔から歌って踊るという世界が大好きだったんです。もちろん、演劇も好きですが、やっぱりミュージカルには憧れが強く、特に劇団四季さんのステージが大好きで、よく観劇に行っていました。

-50歳での初挑戦には、不安はなかったですか。

 私の人生は、挑戦の連続ですので。15歳でモデル事務所に入るときも、たくさんの会社に書類を送りましたが、全部送り返されてきたんですよ。なので、「写真写りが悪いだけですから、実物を見た方が御社は得です」とアピールして、面接をしてもらったこともありました。結局、「実物もちょっと…」と落とされましたが、その会社からは「梅田に出てきたら遊びに来ていいよ」というお言葉を頂いたので、それを真に受けて、毎週行くようになりました。結局、高校3年間、芽が出なかったのですが、次は「パリコレだ」と思い、家を勘当されながらもパリに行ったんです。1回目に行ったときは何もできずに終わってしまったのですが、2回目でどうにか事務所に入ることができた。私の人生はいつも、チャレンジして駄目でも、2回目でどうにか、3回目で何とかなるということの連続でしたので、挑戦は私には当たり前のことなんです。実は、今回のミュージカルも、成就しかけてかなわなかったお仕事の後に頂いたので、そのときの悔しさが頭をよぎって、頂いたチャンスは何が何でも食らいつこうと気持ちが固まりました。

 -今回のミュージカルでは、これまでのモデル業や芸能界での経験が役立っていますか。

 人生に無駄なことはないと私は思います。なので、(幼少期からの)歌やダンスの経験ということだけでなく、これまでの人生で経験した喜怒哀楽や感情の機微など、全てのことが、魔法使いというシンデレラを理解する立場の役に生きてきていると思います。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

佐々木蔵之介「この映画を見た後で自分の気持ちがさまようようなところがあるので、誰かと一緒に見てほしいと思います」『名無し』【インタビュー】

映画2026年5月22日

 その男が右手で触れた瞬間、相手は消え、死が訪れる。世にも奇妙な凶器なき犯行と謎に包まれた動機とは…。俳優だけでなく、脚本家、映画監督としても活躍する佐藤二朗が、初めて漫画原作を手がけたサイコバイオレンスを、自らの主演・脚本、城定秀夫監督で … 続きを読む

宮野真守&神山智洋、初共演の二人が作り上げる、劇団☆新感線のドタバタ音楽活劇ミステリー 「多幸感にあふれた作品をお届けしたい」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年5月22日

 宮野真守と神山智洋(WEST.)が出演する、2026年劇団☆新感線46周年興行・夏公演 SHINKANSEN☆RSP 怪奇骨董音楽劇「アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~」が、6月12日から上演される。本作は、脚本に劇作家の福原 … 続きを読む

「豊臣兄弟!」第19回「過去からの刺客」慶の心を動かした小一郎の言葉【大河ドラマコラム】

ドラマ2026年5月21日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=羽柴秀吉/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。5月17日に放送された第19回「過去か … 続きを読む

唐沢寿明「こんなにひどい男をやってよかったのかなという後悔はちょっとありました」『ミステリー・アリーナ』【インタビュー】

映画2026年5月21日

 推理力に覚えのある解答者たちが、国民的な人気を誇る推理ショーを舞台に、頭脳戦を繰り広げるさまを描いた深水黎一郎の同名小説を、堤幸彦監督が映画化した『ミステリー・アリーナ』が、5月22日から全国公開される。本作でクレージーな天才司会者・樺山 … 続きを読む

川島鈴遥、森田想「この映画は、ちょっと落ち込んだ時とかに見るといいかもしれません。きっと心が軽くなります」【インタビュー】『いろは』

映画2026年5月21日

 長崎で巻き起こる「ドロドロのダメ男巡り」と「ヒリつく姉妹の絆」を描いた青春ロードムービー『いろは』が5月22日から全国公開される。妹の伊呂波を演じた川島鈴遥と姉の花蓮を演じた森田想に話を聞いた。 -最初に脚本を読んだ時の印象から伺います。 … 続きを読む

page top