「進撃の巨人」がミュージカルに エレン・イェーガー役の岡宮来夢「絶望に立ち向かっていく心を熱く届けられたら」【インタビュー】

2022年9月5日 / 17:00

-公演PVも発表になりました。

 撮影中は、改めて身が引き締まる思いでした。エレンの持つ巨人に対しての憎しみや怒り、負の感情を持ちながら立ち向かう姿を表さなければいけないので、一筋縄ではいかない役だなと改めて感じましたし、難しかったです。2020年に「5 Guys Shakespeare – Act1 :[HAMLET]」でハムレットを演じさせていただきましたが、ハムレットも復讐心に満ちあふれた役だったので、そのときのことも思い出しながら表情を作っていきました。当時は、演じているうちに勝手に目の下にくまが出来て、顔つきが変わっていたように思うので、今回もそうなっていればと思います。

-今回、演出は植木豪さんが担当します。どのような演出がなされるのかはもちろんですが、巨人や立体機動装置での動きがどう表現されるのかも気になります。

 そうなんですよ、僕もどうなるんだろうとすごく楽しみです。やはりアクションも多くなるのではないかと思うので、今から柔軟だけはたくさんして、体を柔らかくしています(笑)。演出の植木さんは、アイデアが豊富で、ショーの要素もあるハラハラドキドキするような演出をされている印象を受けるので、きっと僕らを導いて、迫力ある作品を作り上げてくださると思います。

-改めて、作品への意気込みと、楽しみにしている人たちにメッセージをお願いします。

 ここまで読んでいただきありがとうございます。『進撃の巨人』をミュージカル化すると聞いて、「どうなっちゃうんだろう」と思っている方はたくさんいらっしゃると思いますが、同じように、僕も今、ドキドキワクワクしています。憎しみや怒りといった感情の強い、決して明るい作品ではないと思いますが、そうした生々しさや世界観をしっかりとお届けし、絶望に立ち向かっていく心を熱く届けられたらと思っています。どうぞよろしくお願いします。

(取材・文/嶋田真己)

「進撃の巨人」- the Musical-  (C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」-the Musical-製作委員会

 「進撃の巨人」- the Musical-は、2023年1月7日~9日に大阪・オリックス劇場、2023年1月14日~24日に都内・日本青年館ホールで上演。

 

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

川口春奈、高杉真宙「自分や家族、周りの人たちを大事にしようと思うきっかけになったらうれしいです」『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』【インタビュー】

映画2026年10月1日

-実在の人物を演じる難しさは感じましたか。 川口 彼女が残した日記や言葉、映像も少なからずありましたが、自分なりの解釈はせず、監督を信じて飛び込んでみるという感じでした。本当に一つずつ模索しながら作っていったという感覚でした。 高杉 こうい … 続きを読む

木戸大聖「悲しいと思っていてもそれを表情に出せないのが難しかったです」『沖晴くんの涙を殺して』【インタビュー】

映画2026年10月1日

-今回は広瀬アリスさんとの共演でしたが、『ゆきてかへらぬ』では、妹のすずさんとも共演しましたね。  シンプルに、男と女として対峙(たいじ)する役ができたことはすごくうれしかったですし、すずちゃんもアリスさんも、自分の実年齢とは関係なく、僕が … 続きを読む

小瀧望「ファンの皆さまの声に応え続けたい」 舞台「ロックンロール」では「僕たちの芝居とともに、当時のロックミュージックも楽しんで」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年9月30日

-そうした難しい役どころゆえ、共感はなかなか難しいのでは?  それはあまり心配していないです。先日、トム・ストッパードの「ハード・プロブレム」という作品を観劇したんですよ。その作品も、日本人とは違う感情の変化が描かれた作品でした。楽しく会話 … 続きを読む

佐津川愛美「酒井監督に惚れました(笑)」念願だった酒井麻衣監督との初タッグ『時給三〇〇円の死神』【インタビュー】

映画2026年9月30日

 10月2日から全国公開となる『時給三〇〇円の死神』は、累計発行部数36万部を突破した藤まるの同名小説を原作にしたファンタジーだ。生きる希望を失った大学生・佐倉真司(西畑大吾)が、謎めいた同級生・花森雪希(福本莉子)に誘われ、この世に未練を … 続きを読む

【K-POPもKドラマも深読みしたら韓国が見えた】#受験競争だけではない韓国の教育問題、「鉄槌教師」が問う教師の役割

2026年9月29日

 K-POPや韓国ドラマは、エンターテインメントであると同時に、韓国社会を映す鏡でもある。何気ない言葉やしぐさ、習慣の背景をたどると、その国ならではの価値観や歴史、人との関わり方が見えてくる。この連載では、韓国カルチャーを入り口に、知ってい … 続きを読む

page top