エンターテインメント・ウェブマガジン
今、改めて思うことは、自分にとっては、自然界に対する警鐘や敬意という、大切なことを言う大きなチャンスを得たということです。地球上に人間がいるのは、恐竜たちの時代から見れば、ほんの一時です。私たちはゲストとして生きているようなものです。そうした大きなアイデアを、世界中の映画館で伝えることができた。それが一番素晴らしいことでした。
若者が映画館に来てくれるような作品を作っていきたいです。彼らが何を望んでいるのかに耳を傾けて、彼らの声を聞きたいと思っています。私がいろいろな映画を見て想像力をかき立てられたように、これからの若者にも、同じことが起こるような作品を提供していきたいと思います。それは、独りで家で見るのではなく、映画館でみんなが一緒に見るような作品です。
日本の人たちは、このシリーズを受け入れてくれ、とても愛してくれました。それは、人と人、あるいは文化を近づけることにもつながると思います。見どころはたくさんあるので、ぜひ、映画館には、独りではなく、老若男女を問わず、みんなで見に来てください。私は家族が大好きなので。
黒澤明監督の『七人の侍』(54)『どん底』(57)『羅生門』(50)などをよく見ます。クロサワは世界的にみても偉大な巨匠の一人だと思います。
(取材・文・写真/田中雄二)
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