【インタビュー】ミュージカル『憂国のモリアーティ』Op.3-ホワイトチャペルの亡霊- 平野良&大湖せしる「一緒に心を震わせられたらうれしい」

2021年6月30日 / 18:00

-今回、大湖さんはいよいよジェームズ・ボンドとして登場することになりますが、どんなボンドにしたいですか。

大湖 アイリーンと同様に、原作の漫画や脚本を読んだインスピレーションを大切にしたいと思います。宝塚では男役もさせてもらっていたので、男の人を演じるという引き出しは持っていると思いますが、宝塚のままでは駄目なので、あくまでも女のアイリーンが男として生きるということを表現できればと思います。

-今回は“ジャック・ザ・リッパー”にまつわる物語が描かれますが、お二人から見た本作の見どころを教えてください。

大湖 新キャラじゃない?

平野 うん。新キャラは癖が強いからね。いろいろな作品に出演されてきた方なので、新しい風が吹くと思います。それから、やはりモリアーティ陣営にせしるさんが入るというのもどうなるのか楽しみです。ホームズ陣営は、わちゃわちゃとして流動的ですが、モリアーティ陣営は核心のあるシックなチームなので、そこにおちゃめなボンドが入ることによって、どう変化するのかは見ていただきたいです。

大湖 ある意味、かき乱すことになるかもしれません。

-公演を楽しみにしている人たちにメッセージを。

平野 現在もまだ、ニューノーマルな世界が続いていますが、やはり心が動くことはすごく大切なことだと思います。劇場で音を浴び、心が揺れ動くことを体感していただける作品だと思いますので、同じ時代を生きる同じ人間として、一緒に心を震わせられたらうれしいなと思います。

大湖 舞台は、役者たちの人格が全部露わになる場所だと思います。このカンパニーのメンバーは、みんな本当に舞台に対して真っすぐで、いいものを作ろうという強い思いを持っていることを分かっていただけると思います。今回は、新たなキャストも参加していますので、また空気が変わると思いますし、役を通して役者の人間性も皆さんに伝わって、もっともっとモリミュを愛していただけたらいいなと思います。

(取材・文・撮影/嶋田真己)

ミュージカル『憂国のモリアーティ』Op.3‐ホワイトチャペルの亡霊‐ (C)竹内良輔・三好 輝/集英社 (C)ミュージカル『憂国のモリアーティ』プロジェクト

 ミュージカル『憂国のモリアーティ』Op.3‐ホワイトチャペルの亡霊‐は、8月5日~15日に都内・品川プリンスホテル ステラボール、8月19日~22日に大阪・サンケイホールブリーゼで上演。

公式サイト https://www.marv.jp/special/moriarty/

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