エンターテインメント・ウェブマガジン
真っ赤なボディーに愛きょうたっぷりな顔、根性はあるけどドジなお手伝いロボット「ロボコン」が、昭和、平成に続き、令和の時代に三度目の復活! かつてのテレビシリーズを知る親世代も、子どもたちと一緒に楽しめる『がんばれいわ!!ロボコン ウララ~!恋する汁なしタンタンメン!!の巻』が、全国の劇場で公開中だ。メガホンを取ったのは、平成仮面ライダーシリーズで活躍し、前回の「燃えろ!!ロボコン」(99~00)にも参加した石田秀範監督。20年ぶりに再会したロボコンへの思いを聞いた。
今回は、「どうすれば子どもたちが無邪気に喜んでくれるのか?」を一番に考えて演出しました。20年前は、自分がやりたいことばかり考えていて、お客さんのことなんか一切考えていませんでした。でも、20年たって、自分の周りで、おいやめいなど小さな子どもが、幼児向けのアニメを見て笑ったり、喜んだりする姿を見るようになったんです。それを見ているうちに「物作りって、誰のためにやっているのかな?」と考えるようになって。そんな中から「やっぱり、お客さんが喜ぶのが一番では?」と改めて気付かされました。
頭が真っ白になりました(笑)。即座にはイメージが湧かず、台本を家に持ち帰って考えましたが、取っ掛かりが何もないので、かなり困りました(苦笑)。何かの拍子に、パッとイメージが湧くので、それを待つしかない。湧かなかったらお手上げです。だから、本当に難しい。演出家が日頃からどういう創作活動をしているのかが試されます。普段の生活の中で、常にアンテナを張り巡らせて、いろいろな表現方法を考える作業をしていかないと駄目だな…と。
変わりません。何も方向性を示してくれないし、聞いても何も答えてくれません。丸投げです(笑)。その代わり、自由。何をやってもいい。「こうしなさい」と書いてないわけですから。独特の世界が出来上がっている浦沢さんのホンから、演出家が何を感じ取るか、どんな発想をするかが勝負。そういう意味では、やりがいはあるし、楽しいです。
そうですね。思い切らないと駄目なホンだと思います。中途半端にやったのでは、浦沢脚本は成立しないんじゃないかなと。僕自身も、振り切った演出が好きなので、そういう意味では、相性はいいのかもしれません。
テレビは制約が多く、できないことがたくさんあるので、その点では映画の方が浦沢脚本を存分に生かせるメディアではないでしょうか。だから、表現もできるだけオーバーにしています。映画館の大音量に加えて、今回はMX4Dもあるので、動きがあって刺激的なものを目指しました。遊園地のジェットコースターのような、迫力のある刺激的なものになったと思います。
子どもたちが見て、「抱きつきたい!」と思えるような愛らしい動きを大事にしようと。それだけを考えていました。
結果的にそうなりました。本来は、お人形のようなかわいいらしいキャラクターだったはずなのに、思いのほかキレキャラに…(笑)。でも、それもありなのかなと。かわいいだけでは、魅力が薄っぺらくなりますから。かわいい女の子が暴言を吐いたり、乱暴なことをしたりするのも、それはそれでキュートではないかと。ロビンに限らず、ステレオタイプなキャラクターよりも、一癖も二癖もあった方が、表現が豊かで面白くなりますし。
そうですね。そういう時代なのかなと。最近は、女性が強くなりましたから。言われてみれば、うちのめいも結構やんちゃなんです。かわいい顔をしているのに、やり口が憎たらしいほどやんちゃ(笑)。だから、それは多少影響しているのかもしれません。やっぱり、普段の生活がこういうところに反映されます。
みんな、きっとそう思っているんじゃないでしょうか。今どきこんなふうに無邪気に、無心になって楽しめる作品はなかなかありませんし…。今回は実現できませんでしたが、もし2作目、3作目があれば、もっといろんなキャラクターを出そうという話は、チラホラとしています。僕自身も楽しかったので、ぜひまたやりたいです。
ドラマ2026年1月15日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=藤吉郎/池松壮亮)と共に天下統一を成し遂げるまでの奇跡を描く物語だ。1月11日に放送された第2回「願いの鐘」では、一度は故郷の村 … 続きを読む
映画2026年1月15日
メジャーとインディーズの垣根を超えた多彩なクリエーターによる短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)」の第8弾となるオムニバス映画『MIRRORLIAR FILMS Season8』が、1月1 … 続きを読む
ドラマ2026年1月14日
菅生新樹が主演するドラマ「人は見た目じゃないと思ってた。」(テレ東系)が、毎週木曜0時30分から放送中だ。本作は人は誰のため、何のために“見た目”に拘るのか…ルッキズムの現代社会に一石を投じるファッションヒューマンドラマ。「人は見た目では … 続きを読む
ドラマ2026年1月8日
西畑大吾主演のドラマ「マトリと狂犬」(MBS・TBSドラマイズム枠/毎週火曜深夜)が1月20日にスタートする。本作は、「ヤングチャンピオン」(秋田書店)で2020年から連載されている同名漫画のドラマ版。 麻薬取締捜査官・黒崎、刑事・葛城 … 続きを読む
ドラマ2026年1月8日
1月4日から放送スタートしたNHKの大河ドラマ「豊臣兄弟!」。大河ドラマで人気の戦国時代を舞台に、豊臣秀吉の弟・豊臣秀長(若い頃の名は小一郎)を主人公にした物語ということで、どのような幕開けになるのか、興味深く第1回を見守った。小一郎役の … 続きを読む