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実はあまり変わったことはないんですよ。演出家からもあまり「(役のイメージと)違う」と言われた記憶がなくて…。まあ、さじを投げられているのかもしれないですが(笑)。でも、今回はジュリエットなので、いろいろと考えて演じないといけないなと思っています。
舞台は他人に見られる怖さを確認する場所だと僕は考えています。
そうですね。それもありますが、それから頂いたお仕事はできるだけ断らないようにしているので、タイミングよく舞台のお仕事を頂けているということもあります。
実はオールメール(全員男性キャスト)のシェークスピア作品の舞台は、それほど珍しくないのですが、その中でもあまり見たことがないと思ってもらえるような「ロミジュリ」になればいいなと思っています。ジュリエット役がこれほど似合わない人間がどれだけ頑張っているかを見てもらうのも面白いんじゃないかと思います。
「一生懸命頑張ります」という一言に尽きます。見に来ていただいた方に、「とにかく面白かった」と言ってもらえるのが一番だと思うので、キャスト全員で一生懸命そう思ってもらえる作品を作っていこうと思っております。
(取材・文・写真/嶋田真己)
シアターコクーン・オンレパートリー2020「泣くロミオと怒(いか)るジュリエット」は2月8日~3月4日、都内・Bunkamuraシアターコクーン、3月8日~15日、大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。
公式サイト https://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/20_romeo-juliet/
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