エンターテインメント・ウェブマガジン
実はあまり変わったことはないんですよ。演出家からもあまり「(役のイメージと)違う」と言われた記憶がなくて…。まあ、さじを投げられているのかもしれないですが(笑)。でも、今回はジュリエットなので、いろいろと考えて演じないといけないなと思っています。
舞台は他人に見られる怖さを確認する場所だと僕は考えています。
そうですね。それもありますが、それから頂いたお仕事はできるだけ断らないようにしているので、タイミングよく舞台のお仕事を頂けているということもあります。
実はオールメール(全員男性キャスト)のシェークスピア作品の舞台は、それほど珍しくないのですが、その中でもあまり見たことがないと思ってもらえるような「ロミジュリ」になればいいなと思っています。ジュリエット役がこれほど似合わない人間がどれだけ頑張っているかを見てもらうのも面白いんじゃないかと思います。
「一生懸命頑張ります」という一言に尽きます。見に来ていただいた方に、「とにかく面白かった」と言ってもらえるのが一番だと思うので、キャスト全員で一生懸命そう思ってもらえる作品を作っていこうと思っております。
(取材・文・写真/嶋田真己)
シアターコクーン・オンレパートリー2020「泣くロミオと怒(いか)るジュリエット」は2月8日~3月4日、都内・Bunkamuraシアターコクーン、3月8日~15日、大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。
公式サイト https://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/20_romeo-juliet/
舞台・ミュージカル2025年12月13日
稲垣吾郎が、2026年2月7日から開幕するPARCO PRODUCE 2026「プレゼント・ラフター」で傑作ラブコメディーに挑む。本作は、劇作、俳優、作詞、作曲、映画監督と多彩な才能を発揮したマルチアーティスト、ノエル・カワードによるラブ … 続きを読む
映画2025年12月12日
-パーシーのように、与えられた仕事を楽しくやるコツがあれば教えください。 仕事があることが幸せ。シンプルにそういう意識を持ってやっています。僕もミュージシャンを目指していろいろとやっていましたが、思うように行かなくて。でも、音楽に対する情 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年12月10日
-堤さんと高橋さんは高橋さんのドラマデビュー作以来のタッグと聞いています。堤さんは高橋さんの吉良上野介にどのような期待を寄せていますか。 堤 ぴったりだと思いますよ。生き馬の目を抜く芸能界で酸いも甘いも知り尽くしていますから。デビューの瞬間 … 続きを読む
ドラマ2025年12月8日
-治済に対する仇討ちのため、対立関係にあった蔦重と松平定信(井上祐貴)がタッグを組む展開にも驚かされると同時に、思わず胸が熱くなりました。 藤並 白河藩に戻った後の定信は、それまでとは打って変わって、大田南畝や山東京伝に本を書かせているんで … 続きを読む
映画2025年12月5日
-戦場で、田丸が絵や漫画を描くことにどのような意味があったと思いますか。 功績係に任命された田丸には、もちろん何かを書き記すという使命感もあったでしょうが、いつ自分や仲間が命を落とすか分からない状況の中で、自分の世界の中で向き合えるものが … 続きを読む