エンターテインメント・ウェブマガジン
今回、演じるに当たり、改めてCDで聴いたりもしました。自分が最初に歌を聴いたのがいつだったのかは思い出せないのですが、歌のフレーズや詩を見聞きして「あれ、これ知ってる」みたいな瞬間が何度もあり、懐かしさを感じながら演じていました。僕よりも先輩の方たちがこの映画を見て、童心に帰るような気持ちになっていただけたら、うれしいです。
小学校のときの通学路や、居残りをさせられたときに友だちが待っていてくれた夕暮れの橋の上とかを思い出しますね。
タイトルは少し硬めですけが、笑ってもらえる要素もある映画だと思うので、純粋に楽しんで見ていただけたらと思います。そして、童謡誕生100年という意識を少し持っていただいて、日本にもこんな素晴らしい歌があったんだと改めて気付いていただければいいなと。年配の方にも、若い方にも楽しんでいただけたらと思います。
僕としては、なかなかこういうキャラクターを演じさせてもらえる機会がなかったので、特別な思いがある映画になりました。この映画を見た別の映画製作のスタッフに、またこういう役で呼んでいだだきたいなと(笑)。50歳手前で、また新たな一面を出していければと思います。
(取材・文/田中雄二)
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