【映画コラム】テレビ局内のセクハラ騒動を描いた『スキャンダル』

2020年2月20日 / 17:38

 そして、今年のアカデミー賞の演技部門の候補者の中では、本作のセロンやロビーをはじめ、主演賞を受賞した『ジョーカー』のホアキン・フェニックスと『ジュディ 虹の彼方に』のレニー・ゼルウィガー、助演賞の候補となった『アイリッシュマン』のアル・パチーノとジョー・ペシは、メーキャップやCGでかなり顔を変えている。これらは演技とはまた別のものだという気もするのだが、こうした傾向も、韓国映画の『パラサイト』が主要な賞を受賞したように、時代の変化故と考えるべきなのだろうか。(田中雄二)

  • 1
  • 2
 

Willfriends

page top