【独占ニュース】映画『ドント・ルック・アップ』 レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンス、メリル・ストリープ… 豪華過ぎるキャスティングの実現に監督も驚く

2021年12月16日 / 07:07

 動画配信サービスNetflixが、12月24日(金)から映画『ドント・ルック・アップ』を独占配信する。本作は『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(15)でアカデミー賞脚色賞を受賞したアダム・マッケイが監督し、レオナルド・ディカプリオとジェニファー・ローレンスが主演。そのほか、メリル・ストリープ、ケイト・ブランシェット、ティモシー・シャラメ、アリアナ・グランデ、ジョナ・ヒル、マーク・ライランスといった、ハリウッドのトップスターが出演する。

Netflix 映画『ドント・ルック・アップ』12 月24 日(金)より独占配信開始

 本作で描かれるのは、地球衝突の恐れがある巨大彗星(すいせい)を発見した天文学専攻のミンディ博士(ディカプリオ)と教え子の大学院生ケイト(ローレンス)が、迫りくる地球の危機を、世界中の人々に知らせるために奔走する姿だ。

 マッケイ監督が、最初に脚本を練ったときはシリアスな内容だったが、新型コロナウイルスによるパンデミックを経て、世界は心底笑う必要があると感じたことから、ユーモアにあふれた脚本に書き直したという。そんなマッケイ監督の意志は、キャスティングにも反映された。

 マッケイ監督は「まず、ローレンスに声を掛けた。最初に承諾してくれたのも彼女。その後、ディカプリオ、それからヒル、そしてメリルが承諾してくれた。キャストが集い出したある時点で、キャスティングディレクターが『あり得ないことになってきた』と言い出した」と語る。

 キャスティングの具体的な理由は、例えば、大学院生のケイト役には、「ケイトは怒っているさまが何だか笑えるキャラクター。映画を通してずっと毒づいている。この役を演じられるのは、本当に一人しかいない」というわけでローレンス。彼女も「マッケイ監督とは一緒に仕事がしたいとずっと思っていた」という。

 “優しくも気の弱い天文学者”のミンディ博士役には、「自分のキャリアの中で、環境問題を根底に扱う映画を探し求めることがよくあった」と語るディカプリオに。彼は「多くの点で、一生に一度の機会になった。この作品が私たちの文化に何かしらのインパクトを与えることを願っている」とコメントしている。

 オーリアン大統領を演じたストリープについて、マッケイ監督は「オーリアン大統領は根っからの臆病者でありながら、厚かましく、かなり賢い人物像。メリル・ストリープに演じてほしいと思いながら脚本を書いた」と明かす。

 
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