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エンターテインメント・ウェブマガジン
そんな円四郎が、関東へ旅立つ栄一を見送った際、最後に言い残したのが次の言葉だ。「だから渋沢、おまえは、おまえのまま生き抜け。必ずだ。いいな」。
中間管理職的な立ち位置に徹してきた円四郎が、本心から発したとも思える一言だ。だからこそ、ずしりと重く心に残る。この言葉を聞いた栄一が、まだ知らぬ円四郎の死をどう受け止め、この先どんなふうに生き抜いていくのか。新たに円四郎の思いを背負うことになるその旅路を見守っていきたい。(井上健一)
平岡円四郎役の堤真一(手前)と徳川慶喜役の草なぎ剛
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