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また、小池にはギャップの魅力だけにとどまらない、培われた演技力もある。16年にWaTを解散後、舞台に積極的に挑戦し、17年には主演ミュージカル「1789 -バスティーユの恋人たち-」「キンキーブーツ」での歌唱や芝居が評価され、舞台役者にとっての誉れとされる「第42回 菊田一夫演劇賞」を受賞。
ファンに「役者としての活動で恩返ししたい」と誓った小池は、以降も数々の作品に出演しており、舞台で鍛え上げた演技力と度胸は見事に映像の世界に還元されている。
小池の起用が相次ぐ理由は、彼の人柄にもあるといえよう。スタッフ・共演者からは「気さくに話し掛けてくれる」「優しい」「マイナスが一つも見当たらない」と言われるほどのパーフェクトマン。性格もよくてイケメンで、幅広いキャラクターを演じられるのだから起用しない理由がない。
「ギルティ」の撮影では、「一真もなかなか癖のある役です。平気な顔でうそがつけるヤバめな人物です。皆さんに驚いて楽しんでもらえるように頑張ります」と意気込んでいる小池。
早々に本性をのぞかせた一真は、今後どのようなヤバさを見せてくれるのか、ドラマの展開とともに大いに楽しみだ。同時に、新境地に達した小池の暴走劇からも目が離せない。(錦玲那)