舞台「Endless SHOCK」囲み取材(2月4日)詳報

2013年2月9日 / 12:00

――屋良さん、「SHOCK」は何年ぶりですか?

屋良 3年ぶりですかね。

――和洋折衷の新しいダンスが取り込まれていますが?

屋良 タップにも挑戦させていただいて、それは光一くんから「屋良っち、タップなんかどうかな?」って。
堂本 ははは、言う方は楽ですよね。
屋良 正直言ったら、タップもうまいと思われちゃってるけど、あんまりうまくないんです。
堂本 はははは。
屋良 必死で。そうやって新しい挑戦をさせてくれるのはいいと思うし、自分の幅も広がるなと思いました。

――トラヴィスさんの稽古の中で特にきついと感じたのは?

堂本 なんだろう…? 稽古のときから内側から出てくるエネルギーを爆発させる、「もっと出せ、もっともっと思い切れ!」っていうふうに言ってくるんですね。それが、本当に気持ちで踊らないといけない、まあ当然のことだと思うんですけど、あらためてそれを注文されるのが、終わった後は、ふっと魂が抜けるような感じはありますね。

――昨日、歌舞伎の市川團十郎さんがお亡くなりになりました。

堂本 團十郎さんとはお会いしたことはないんですが、舞台人として偉大な方が亡くなられたのは残念だと思います。こうして僕は舞台に立てる喜びや感謝を胸に、偉大な先輩方に恥じぬよう、自分としても取り組んでいきたいなと思います。

――森光子さんも亡くなられて…。

堂本 そうですね、森さんは今回1000回を迎える公演なので行きたいとおっしゃってくださっていたそうなんですね。森さんから頂いたたくさんの言葉を胸に、それを力に替えてお客さまに届けたいなと思います。

――1000回目の舞台は3月になりますね。

堂本 1000回と今自分も言いましたけど、自分にとっては毎公演、その一公演が勝負だと思っていますので、力を毎回毎回出し切っていきたいなと。気持ちの上では楽って言ったら変なんですけど、美波里さんも支えてくださいますし。直さんも温かい目で見守ってくれて、僕らがちょっとミスっても合わせてくださる。屋良っちも「あそこの振り、何だっけ?」って聞いたらすぐに教えてくれますし。
屋良 いつでも教えます。
堂本 ははは。スタッフの方々がいつも完璧にこなしてくださいますんで、僕は自分のやることに集中してやるだけだという。それで自然とみんなが一つになっていければいいなと思うので、本当にすてきなカンパニーだなと思います。


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