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タッキー&翼、東京ドームコンサート 「みんなのおかげ」とファンに感謝

 9月11日にCDデビュー10周年を迎えたジャニーズの2人組ユニット、タッキー&翼が、10周年を記念して9月8、9日に、東京ドームコンサートを開催した。

 ドームでのコンサートは、2002年のデビューコンサート以来、実に10年ぶりとなる。ジャニー喜多川氏の演出による今回のコンサートは、滝沢秀明が聖火を連想させるフライングに挑戦したり、今井翼が吹き上げる水しぶきの中に頭から突っ込んだり、まさにジャニーズの夢の世界そのもの。

 ジャニーズJr.時代から常に先頭を走り、多くの後輩たちを引っ張ってきた2人のお祝いに、ジャニーズJr..はもちろん、山下智久、A.B.C-Z、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、関西ジャニーズJr..、NYC、Hey!Say!JUMPら後輩たちが駆け付け、豪華なバックダンサーとして2人のコンサートに花を添えた。

 アンコールでは2人がガッチリと手をつなぎ、タッキーは「相方が翼で良かった。これで本物のタッキー&翼ができた。これからもしっかりとついてきてください」とファンにあいさつ。今井も「ファンのみんなの気持ちのおかげ」と感謝の言葉で締めくくった。

 

【コンサート前に行われた囲み取材のコメント全文】

――10周年おめでとうございます!

滝沢・今井 ありがとうございます!

――ドームでコンサートということで、お祭りですね?

今井 そうですね。やはり、後輩達もこの日のために集まってくれて、この10周年にしか味わえないステージになっていると思います。

――昨日やってみてどうでしたか?

滝沢 もう非常に楽しかったですね。久々に後輩たちとステージで一緒に踊ったり、歌ったりして。ファンの皆さんにとっても10周年だと思うので、ほんとに会場全体でひとつになった気がしますね。

――単独でのドーム公演は10年ぶりですか?

滝沢・今井 そうですね。

――10年前はドーム中を走っていたイメージがあるんですが、今回は?

今井 10年前以上に走ってます。

滝沢 走りましたね(笑)。

――(囲み取材時に着ていた「小悪魔ジュリエット」の)衣装のコンセプトは?

滝沢 今回新しく作った衣装で、たまにはこういうのも着てみようかと。

今井 やっぱりね、ピンクは彼にあげないとな、と(笑)。

滝沢 譲ってくれたんだ。

――やっぱり年齢とともに派手になりますか?

今井 そうですね。

滝沢 気持ちもね?

――あらためて10年を振り返ってどんな思いですか?

滝沢 そうですね。10年といっても短くはないと思いますので、ほんとにこの10年間っていうのはほんとにいろんなことを経験させていただいて、本当にいい勉強になりましたね。またこうしてドームに帰ってこられて、本当にこの喜びを皆さんと一緒に感じられたっていうのはすごい幸せですね。

――どんなことを思い出しますか?

今井 それこそいろんなことがあって、まだ周りを見るとね、まだまだ浅い年数だと思うんですけど、でも僕らにとってはジャニーさんに20歳のときにデビューさせてもらって、それから個々での活動もだったり、今後もありますけど、そういったことも含めて、やっぱりファンあっての10年だなぁと思いますね。

滝沢 そうですね。本当に昨日もいろいろと当時の歌とか歌いながら、当時のこと思い出したりとか、やっぱり一番は出会いですよね。いろんな方との出会いがあったから、今の僕らはあるということをすごくステージで感じましたね。

――2人の出会いは?

今井 いやもう、運命じゃないですか? それこそ僕らは17年の付き合いになりますから、やっぱりファンの皆さんも僕らがデビューする前から、Jr..時代から応援してくださっている方も多いし、また後輩たちも、Kis-My-Ft2だったり、いろんなグループのファンの方たちもタキツバのことを応援してくれているんだなってことを、昨日すごく感じましたね。

――タキツバの曲って、他のグループのファンの方でも必ず踊れるんですよね?

滝沢 そうですね。

今井 そうですねぇ。

――それはすごいことですよね。

今井 ほんとうれしいですね。

滝沢 そうですね、うれしいですね。

――10年たって、滝沢さんしか知らない今井さん、今井さんしか知らない滝沢さんの一面を教えていただけますか?

滝沢 なんでしょうね? お互いすべてを知り尽くしてるんじゃないですかね。だと思いますね。やっぱり一番の理解者でもありますし、ほんとに良い面も悪い面もすべてをお互いに見てきていると思うので。本当にごくごく自然な関係ですよね。

――話さなくても何を考えてるか分かりますか?

滝沢 分かりますね。

――翼くんはどうですか? 僕しか知らないタッキー。

今井 そうですね。テレビで使える使えないってこともあるでしょうから…。

滝沢 へへっ(笑)!

今井 まあでも、本当にいろんなことを感じ合っている仲だからこそ、年々プライベートで2人きりで会うことに対しての照れくささっていうのもなくなってきてますし、先程の(写真撮影時の)フラッシュの数を見ると、ああ~、結婚会見ってこんな感じなのかなぁって(笑)。

――なるほどね! 手もこうして指輪を見せるように並べて上げたいぐらい?

今井 そうですね。こうしたいくらい。

――ブレスレットもおそろいですよね?

今井 これは竹内まりやさんに、10周年を記念して頂きました。

――では2人で見せてみますか?

(テレビカメラに向かって一緒にブレスレットを見せる)

――それだけお互いの存在が大きいということですね?

今井 そうですね。やっぱり滝沢はね、ジャニーさんがこれまで描いてきているジャニーズエンターテインメントっていうものを一番に継承しているし、後輩たちに対するけん引力にしても、やっぱりこう近くで見ていても頼もしいものがあるので。

――最近2人きりで食事をしたそうですが、それはどちらの家で?

今井 あれは僕の家ですね。

――そういうときにどんな話を?

今井 そのときによりますけどね。今回もそうですけど、ツアーを控えているときっていうのはどういうことができるのかっていうのをまず自分たちで話して、そこからジャニーさんに報告させてもらうという感じですね。

――翼くんのお家はいかがでしたか?

滝沢 非常にキレイでしたね。それしか覚えてないです。緊張し過ぎて、記憶がないです。

――なんで緊張を?

滝沢 それはだって、相方の家に初めて行ったので、もう真っ白ですよね(笑)。なんかドキドキしましたね。

――そう聞くとやはり、お2人は夫婦のような?

今井 そうですね。来年あたり彼に土地を買ってもらって、2人の住居をね、準備しなければなって。

――やっぱりお金はタッキーが?

今井 そうですね。お誕生日会もここ東京ドームでもやってもらったぐらいですからね、そう考えると主導権を握っているのは…。

滝沢 翼はおうちで?

今井 そうですね。食器を洗って(笑)。

 ――でもふざけないで、お互いの存在をひと言で言うとどんな存在ですか?

滝沢 「ふざけないで」って(笑)。優し~く厳しいですね。存在ですか。なんでしょう、ほんと難しいですよね。家族でもないし友達でもないし、ライバルでもないので。ほんとに相方っていうジャンルじゃないですかね。

――一人しかいない?

滝沢 そうですね。やっぱり相手が翼じゃないと、今のタッキー&翼っていうのは成立しないですし。やっぱり代わりがいないというか、大事な存在ですね。

――照れますね? 隣にいるとね?

滝沢 照れますね。

今井 そうですね。先程も言ったように年々いろんなことを話せるようになってくると、家族のような。昨日も僕らの両親が見に来ていて、終演後に気が付いたら僕らの楽屋で家族そろってお茶をしているという光景があったんですけど。そういうのを見ると、デビュー前から僕らの両親もすごく応援してくれていて、なんか感慨深いものがあるなと思いましたし。滝沢に対してはやっぱり、最良のパートナーといいますか、掛け替えのない存在ですね。

――ではやっぱり今日は披露宴みたいな感じですね。

滝沢 誰がブーケをキャッチしますか(笑)?

――でもこんなに仲が良いと、結婚とかを考えるのも難しいですよね?

滝沢 どうでしょうね~。それはまた別問題ですね(笑)。

――そのときはちゃんと一番に報告しますか?

滝沢 それはもちろんですね。

今井 そうですね。記事で知ったらショックですからねぇ。

滝沢 いつか、もしそういうことになったら一番に言うんじゃないですか。

――どっちが早いでしょうね?

滝沢 いや~どうでしょうね? どうですかね。

――やっぱり嫉妬してしまいますよね。先を越されたら。

滝沢 めでたいですよ。

――これから先の10年、考えるとどうですか?

滝沢 想像つかないですよね。20代にデビューしたときも30代って全然イメージが湧かなかったので、自分たちが思ってた以上に、ここの関係もいいなって思うし、ファンの方との関係も良くなってきているかなとすごく実感しているので、それをもっと高めたいですよね。

今井 やっぱりマッチさんにしても、挑戦心を持ってやっている諸先輩方がいますから、僕らもしっかりとチャレンジ精神を持って、なおかつジャニーさんがここまで創り上げたジャニーズ魂っていうものをしっかりと継承してやっていきたいですね。

 ――10周年のタキツバはどんなことを見せてくれますか?

今井 愛ですね。僕らの愛だけじゃなくて、ファンの方への愛も。絆というか、そういった歌って踊ってっていうだけではなくて、感謝の気持ちも込めて同じ空間で楽しみたいなと思いますね。

――コンサートではローラースケートにも挑戦を?

滝沢 初挑戦です。そうなんですよね。僕のローラースケートデビューが東京ドームっていう(笑)。キスマイのみんなと一緒に。練習は全然やってないです。本番で。

――心配じゃありませんでしたか?

今井 いや、大丈夫でしょ。彼はね。飛んだりやってますから。

――翼さんは新しい魔物を見せてくれますか?

今井 そうですね。新しい魔物といえば年末の「バーン・ザ・フロア」で新しい魔物を培っていきたいなと思いますけど。

――今回は?

今井 今回は遠慮なくバンバンとやっていきたいですね。今回は原点回帰というか、それこそザ・ジャニーズのスタイルで、これまでのいろんなことを詰め込んだスペシャルな内容になってますので、きっと若い世代のファンの方にとっては新鮮に感じるでしょうし。いろんな人たちが楽しめるような東京ドームの時間にしたいと思います。

――20年目はどんなタキツバになっていると思いますか?

滝沢 そうですね。想像つかないですけどね。僕らの大先輩であるマッチさんのように、いつまでもマッチって言われるような、いつまでもタキツバって言われるような存在でありたいなと思いますね。

今井 いや、もう同じくですね。やっぱりそういった鏡となる先輩方がいますから、幾つになっても妥協せずに、ファンの方に全てを捧ぐという気持ちで僕らもやっていきたいです。

――懐かしい映像も流れますね。

滝沢・今井 そうですね。

――どうですか、あの当時を振り返ってみると今?

滝沢 ちょっと前ならああいう映像とか昔の写真とかを見るのは照れくさかったですけど、今思えば宝物ですよね。だから今見るとすごい嬉しいです。

今井 そうですね。同じくですけど。自分たちでチョイスするっていうよりは、客観的に僕たちを10代のころから見てくれているスタッフの方に全て任せている感じなので、それを見ていろんなことがよみがえってくる、そういう気持ちになりますね。

――自分カワイイなって思いますか?

滝沢 女子じゃないからね(笑)。

今井 まあ、そういった気持ちを忘れずにやっていきたいなと。

――10周年を迎えまして皆さんにメッセージを。

滝沢 そうですね。あらためてこの10周年というのはほんとに僕たちとファンの皆さんで創り上げた10周年だと思いますし、またここから先の10年に向けて皆さんと一緒に良い時間をつくっていきたいなと思います。あらためてよろしくお願いします。

今井 同じくですけど、とにかくまた再び東京ドームに帰ってこれたというのは、間違いなくファンの皆さんが導いてくれた時間だと思いますし、またここから東北からスタートしますので日本全国の皆さんに自分たちの言葉でこの10年の感謝の気持ちを伝えていきたいなと思っています。

――10周年のひと言とポーズを頂けますか?

滝沢 大丈夫でしょ。アイドルですから! タッキー&翼10周年!

――おめでとうございます!

滝沢・今井 ありがとうございます!

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