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放送は毎週土曜、午後9時から(再放送は翌週土曜、午後4時30分から)
1月21日から放送されているNHK大河ファンタジーの新シリーズとなる「精霊の守り人 悲しき破壊神」。海賊・セナ役で物語に仲間入りする織田梨沙がファンタジーの登場人物を演じることへの難しさ、自身の感じた素直な思いをあどけなさの残る口調で天真らんまんに語る中で、女優としての強い信念をかいま見せた。
日本発のファンタジー大作「精霊の守り人」シリーズを4K実写ドラマとして3年間にわたって放送しているこの作品は、前作から4年後、お尋ね者となった女用心棒バルサ(綾瀬はるか)と新ヨゴ国の皇太子になったチャグム(板垣瑞生)の別れ別れとなった2人のそれぞれの冒険を描く。
ん? NHK?って思って(笑)。ファンタジーだし、自分の想像がついていけるのかとか、演じきれるのかなどの不安はありましたけど、決まったときはうれしい気持ちの方が強かったです。原作は知らなくて、台本だけ読んで登場人物なども複雑で想像しづらいというか理解しづらくて難しかったです。
たくましいという表現が一番かな。性格は芯がしっかりした明るくて負けず嫌いな女の子。船の頭、トップで15歳なのに、しっかりしているところはしっかりしているけど、幼いところは幼いみたいな。ちょうどいいバランスの女の子だと思いました。自分と似ているところは負けず嫌いなところ。自分の意志で動いたり、頑固で自分の思ったことは通したいところです。
一応トップなのですが、仲間たちもキャラが濃くて強そうな感じだから負けないように、その人たちを率いるみたいな姿勢でいました。仲間たちはふくよかで大きい感じ(笑)。普段はリーダーシップをとる方じゃないし、みんなの前で声も張らない。今回は、大きな声でみんながついてくるように、自分では頑張りました。監督には「おー、良かったじゃん。ちゃんと堂々としていたよ」と言われました(笑)。
──ファンタジー作品に出演する緊張感や面白さ、期待などはありましたか。ファンタジーだからどうというより、これが2本目(の出演作)なので「女海賊をやるぞ!」とすごくわくわくしました。衣装は一つひとつが凝っていてすごくかわいい。メークをして衣装を着て、よしやるぞという感じはあるけど、(役に入る)オンオフは衣装より“よーいスタート”の掛け声の方にある感じです。
自分じゃない人を演じることが楽しいですね。あんまり自分のことが好きじゃないから(笑)。役に対しては、発声練習をしました。あとは台本をもう何回も何回も読んで、リハーサルでアドバイスをもらったり…。自分で考えてきたものが現場で違うと言われるとパニックになってしまうので、芝居が乏しくならないように、いろいろな方向で考えられることは考えていました。
モデルとして事務所にスカウトされて入って、最初は女優に興味がなかったんです。お世話になったカメラマンさんや社長に「女優に興味ない?」とか「向いているんじゃない?」と言われるようになって、だんだん意識してきて。そのタイミングでまたやってみないかと言われて、やってみますみたいな感じで(笑)。最初からモデルと女優は違うものだと思っていたから、女優が大変とは思わなかったです。今は続けていきたいし、いろいろな役や演技に挑戦していきたい。
現場ではいろいろと学ぶことがたくさんあって、それを忘れずに次の現場に生かしていけたらいいなと思います。たとえば当たり前のことだとは思うけど、カメラアングルが変わったときに自分がどのタイミングで動いたか、何をしたか記憶しておかないと演技がつながらない。「覚えておいてよ~」と言われました(笑)。

(左から)ヒュウゴ、チャグム、セナ
第4話(2月11日放送分)の、初めてのセナの長せりふ。そこでセナがどんな人なのかが分かるような長いシーンがあって、すごく頑張ったので見てほしいと思います。自分の生まれた島のこととかをチャグムに教えているシーンで、怒るところもある。セナらしいシーンです。せりふも難しいけど、せりふのないところの演技も難しい。実践できているかは分からないけど、見ている人に「演技している顔だ」とは思われたくないのでそこは気をつけました。
<プロフィール>
織田梨沙(おだ・りさ)
1995年生まれ、千葉県出身。2012年よりモデルとして雑誌、広告などで活動。15年女優デビュー。映画『秘密 THE TOP SECRET(16)でヒロインに大抜擢されスクリーンデビュー。大和ハウス新企業CM『故郷2016』篇が放映中。
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