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麻生久美子
映画『ばしゃ馬さんとビッグマウス』の完成披露舞台あいさつが17日、東京都内で行われ、出演した女優の麻生久美子、関ジャニ∞の安田章大、吉田恵輔監督が出席した。
吉田監督の実話を基に描かれた本作は、同じ脚本家志望で、諦めきれない夢にしがみつき挑戦し続ける“ばしゃ馬さん”(麻生)と、自称・もうすぐ天才脚本家の“ビッグマウス”(安田)が、衝突しながらもお互いの夢に向き合っていくロマンチックコメディー。
麻生は、初共演の安田について「すてきな俳優さんだなと思いました。あらためて、お芝居って面白いなと思えました。感謝しています」とにっこり。「吉田監督が僕の出ている番組を見て『こいつだ!』と選んでくださったそうで、光栄です」とキャスティングのきっかけを明かした安田は、「自分が映画に出られるなんて」と素直な感想を漏らした。吉田監督は「軽く言っているけど、俺の中では発見だった」と自信をのぞかせ、「キャスティングうまいな俺、という感じですね。2人に感謝と、やっぱり俺はうまい」と自画自賛して笑わせた。
麻生は、「初めて脚本を読んだとき、失礼だけど地味なお話だなと思いました。でも、せりふがすごくすてきで、ぐっとくる」とアピール。安田も「僕も思いました。人の感情が映画の中ですごく描かれている」とうなずいた。また、演じた役柄について「ビッグマウスのような生き方をしていないので、キャラクターをどこまで皆さんに伝えられるか、楽しみに思えました」とやりがいを語った。役作りは「せりふを覚えて何度も読み込んで、脳みそではなくて勝手に口がしゃべりだす、というところに持っていけるようにたくさん練習しました」と振り返った。
吉田監督も「早口で膨大なせりふを言っているのに、本当に間違えない。麻生さんはちょこちょこ間違える」と安田の役柄に懸ける熱意を明かし、麻生自身も「安田さんが間違えたときには、『やった!』と言いましたね」と苦笑を浮かべた。安田も「現場で『やった!』とはなかなか言えないですよね。監督がそういう空気をつくってくれたんです」と和やかな撮影の様子を楽しそうに語った。
劇中で安田がギターを弾くシーンはもともと脚本にはなく、吉田監督が「『ギター上手なんでしょう? 弾いちゃいなよ』という流れで、曲を作る宿題を出しました」と安田の特技を生かして追加された。安田は「キャラクターを体に入れてみて、作るというより降りてきたという感じだった。今まで曲を作るときもそうで、インスピレーションが降りてきたものを提示しました」と語ると、客席からは「ヒューヒュー」と歓声が飛んだ。
麻生は以前、吉田監督の『純喫茶磯辺』に出演してから「また監督とやりたくて。すごく好きなんですよ。さらに好きになっちゃいました」と“告白”。吉田監督も「本当? カメラの前で言っちゃったよ」と大喜びで、すっかり置いてけぼりの安田は「2人でデレデレしない! 僕が置いていかれてるでしょう」とツッコミ。吉田監督が「安田くんのことも、まあ好きだよね?」とフォローすると、麻生も「まあ好きです」とつぶやき、最後に安田が「仲が良いからこそできる会話なんですよ」とまとめて笑いを誘っていた。
映画は11月2日から全国ロードショー。
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