ビートたけし、富士山のもう一つの顔に迫る 「たけしの富士山大研究 大噴火20XX」

2013年8月10日 / 20:34

 富士山好きの一面を披露したビートたけし

 静岡朝日テレビの開局35周年記念番組「たけしの富士山大研究 大噴火20XX」の番組収録が10日、東京都内で行われ、司会を務めたビートたけしらが収録後に記者会見を行った。

 番組では今年6月に世界文化遺産に登録された富士山が日本最大の活火山であることなどを最新の解析技術で紹介。あまり知られていない富士山のもう一つの顔に鋭く迫る。

 「実家からいつも富士山を見ていた」というたけしは「いつか噴火するんじゃないかと子ども時代から心配していて、3・11の地震があった時はその思いがさらに強くなった」と話し、番組を通して「見た目もきれいで、最近では世界遺産にも登録された富士山だけど、いざ(噴火したら)という時の備えをしておかなければというのを伝えていきたい」と語った。

 番組には特別ゲストとして京都大学教授で火山学者の鎌田浩毅氏も登場。たけしは「学者や教授の中にも富士山は噴火するという組と、噴火しないという組の派閥があるんじゃないですか?」と質問。鎌田教授から「以前はそのような派閥もあったが、東日本大震災以降はなくなった」という“裏情報”を聞き出し、満足そうな表情を浮かべた。

 番組はテレビ朝日系列で9月22日放送。


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