堂本光一、「SHOCK」上演1100回へ  「27歳で結婚すると思っていた」と本音もポロリ

2014年2月4日 / 19:04

 舞台「Endless SHOCK(エンドレス・ショック)」の通し稽古および囲み取材が4日、東京都内で行われ、主演するKinKi Kidsの堂本光一をはじめ屋良朝幸、ふぉ~ゆ~、山本亮太、岸優太、入来茉里、石川直、森公美子が出席した。

 2000年の初演以来、これまでに上演1078回を記録する本作。05年に「Endless SHOCK」のタイトルに変わってから10シーズン目を迎え、今年はラストナンバー「CONTINUE」の演出が9年ぶりにアレンジされた。

 昨年9月に大阪公演を行い、半年とたたずに迎えた新シーズンに堂本は「身体的にいいモチベーションで今回を迎えられました」と手応えを語り、「稽古場でやって芝居、踊り、歌が駄目だな、頑張ろうと、あらためてそう感じるものなんだなと思いました。余裕がなくなるというか」とストイックな姿勢を見せた。

 オーナー役でカンパニーに初参加した森は「完全に転校生です。この学校はレベルが高過ぎて、ついていくのが精いっぱい。いつも舞台袖で泣きながら見ています」と照れ笑い。もともと本作のファンで「前で見ているときとは違う印象で、みんなの汗がほとばしってすごい。この舞台に立てるなんて考えてもいなかったので、やっと夢がかなってうれしいです」と喜びを語った。

 新たにリカ役を務める入来は側転を披露するシーンもあり「新体操を12年やっていて、お芝居に生かせるのはうれしいです」とアピール。座長の堂本へ「(堂本さんは)どんなときにも的確なアドバイスを下さるのでありがたいです」と感謝を述べた。

 堂本も、森の印象を「明るい雰囲気が生まれた感じです。役柄的にも、昔からカンパニーを見守ってくれている母親のような存在です」と絶賛。入来についても「すごく度胸のある子で驚いています。いろいろなことにチャレンジしようとする姿勢は、僕らも忘れてはいけないところだなと思います」と新たなキャストから刺激を受けている様子。

 堂本のフライングを支えるふぉ~ゆ~の辰巳雄大は、飛び立つ堂本の姿を「王子です」と表現し、福田悠太は「命を預かる感じでやりたくなかったのですが、優しく声を掛けていただいた」とチームワークのよさを語った。堂本も「僕からは見えないのでお任せしています。フライング以外にも、芝居にしても何にしてもみんなとの信頼関係が大事」と大きくうなずいた。

 本作への出演は1年ぶりで、別の舞台の本番と同時進行で稽古に臨んだ屋良は「時間がない中、1年前には言えたセリフが言えなくて心境の変化によって芝居を変えたりいろいろチャレンジできました。光一くんも見ていてくれて、“ここはこうしようか”と言ってくれて」と充実の稽古を振り返った。

 2月下旬には通算上演回数が1100回に達する見込みで、1208回に達すると「日本演劇界における同一演目単独主演記録」で2位に。堂本は「数えながらやってしまうときつくなってしまうので、その日に集中することで乗り切っています。張り合うつもりもないし失礼に当たるので、毎回のお客さまへ「SHOCK」というエネルギーを与えられたら」と真摯(しんし)に語った。

 ラストナンバーの演出変更については、作・構成・演出を手掛けるジャニー喜多川氏からは何も言われていないといい、「“YOUまた(上演時間を)伸ばしちゃって”と怒られるかもしれないです」と笑わせた。

 “21歳で始まった「SHOCK」が独身の35歳でいまだ続いている現在の心境”について強調して問われると「当時は27歳ぐらいで結婚していると思っていました」と苦笑交じりに本音を吐露。今後も「自分のライフワークと言ってもいいと思いますし、毎回来年もあるという気持ちでやっていないので、変わらずそうありたいです」と力強く語った。

 東京公演は2月4日~3月31日に帝国劇場で上演。


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