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映画『アバター』(09)の13年ぶりの続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(12月16日公開)のプロデューサーを務めるジョン・ランドー氏が来日。4日、東京都内でマスコミ向けに最新3D映像を上映後、プレゼンテーションを行った。
今回の舞台は、惑星パンドラの希少鉱物を求める地球人類と原住民族ナヴィの戦いを描いた前作の10年後。
惑星パンドラの一員となった元海兵隊員のジェイク(サム・ワーシントン)は、ナヴィの女性ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と家庭を築き、子どもたちと平和に暮らしていた。そこへ、再び人類が現れ、神聖な森を追われたジェイクと家族は、未知なる“海の部族”の下へ身を寄せるが…。
海が舞台となる本作では、俳優陣も実際に水中で演技をしている。そのために本格的な準備を実施した。
ランドー氏は「フリーダイビングのインストラクターを招いて、キャストごとに2カ月のトレーニングを実施しました。その結果、水の中で自由に息を止めることができるようになり、ケイト・ウィンスレットは7分ぐらい、シガニー・ウィーバーは6分ぐらい潜っていられるようになりました」と明かした。
また、新たなキャラクターとして、本作には主人公ジェイクの10代の子どもたちが登場する。
若い世代を登場させた狙いについて、ランドー氏は「特にジム(ジェームズ・キャメロン監督)が思っていることですが、若い人たちに映画館に行くことが特別な体験であることを知ってほしい。iPadやiPhoneとは違う。みんなと一緒に体験し、映画が終わった後、会話も弾む。それが私たちにとっては重要なこと。そのために、若い観客が、より共感し、憧れられるキャラクターになるはず」とアピール。
さらに、「彼らはこの作品だけでなく、今後のシリーズ3、4、5作目にも登場します。彼らの成長を見せたい」と語った。
なお、その若い世代のキャラクターを演じる俳優の1人は、前作にも出演した大ベテランのウィーバー。
ランドー氏は「シガニーは、14歳だったらこうだろうなという心を自分の中に見つけて、子どもの役を演じています」と明かした。
また、俳優の演技をCGに置き換えるパフォーマンスキャプチャーを駆使した新たなチャレンジについてランドー氏は「他の方法では不可能」と自信をのぞかせた。
最後に、「絶対に大きなスクリーンで見ていただく作品」と強調したランドー氏は「皆さんが本当にこの世界に入っていくような体験ができる作品を作っています。ぜひ友だちや家族と見て、この作品の話をしてくれることを期待しています」と呼び掛けた。
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