阿部寛「木魚をたたくように練習して…」 主演映画のために未経験のドラムを猛特訓

2022年7月29日 / 06:32

(左から)阿部寛、清野菜名、高杉真宙 (C)エンタメOVO

 映画『異動辞令は音楽隊!』完成披露試写会が28日、東京都内で行われ、出演者の阿部寛、清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、見上愛と内田英治監督が登壇した。

 本作は、犯罪捜査一筋30年の鬼刑事・成瀬司(阿部)が、突然、警察音楽隊への異動を命じられ、署内の“はぐれ者集団”の中で、自分の新しい居場所と生き方を見つけていく物語。

 今回、楽器の演奏は、役者自身が吹き替えなしで演じたという。劇中で見事なドラム演奏を披露する阿部も「ドラムは全くやったことがなかった。3カ月ぐらい練習したのですが、最初は数が多くて、どれをたたいたらいいのか分からなかった」と明かした。

 さらに「音が出るから家ではできない」と考えた阿部は、「ゴムパッドみたいなのを買ってきて、木魚をたたくように練習して…」と回顧。

 「それで1カ月半ぐらいたって手が慣れてから、もう一回(本物の)ドラムに戻ったときに、すごいたたきやすくなっていた。そこから一気に火がついた」と語った。

 オファーを受けた当初は、「『楽器』と聞いただけで断ろうと思った」という阿部。「だけど『ミッドナイトスワン』を撮られた内田さん、次は何をやるんだろう思ったら、そこで僕にオファーをくださった。(演じた)成瀬も挑戦だから、そこと一緒に挑戦していこうと思い、喜んでお受けした」と笑顔で振り返った。

 そんな阿部について清野は「本当に格好良かったです。練習から拝見していたので、どんどんアップデートしていく阿部さんを見て、そのプロ根性には…」と尊敬のまなざしを向けた。

 高杉も「マジで格好良かったです!」と褒めちぎり、これには阿部も「何も言えません」と照れ笑いを浮かべた。

 一方、清野はトランペット、高杉はサックスに初挑戦。清野が「本当に修行のようでした」と苦笑すれば、高杉も「皆さんがいたから何とか頑張れた。これがプライベートだったら多分できていない」とコメント。

 阿部も「みんなで一斉にやって、久しぶりに部活に出ているみたいな感じだった」と語った。

 映画は8月26日から公開。


芸能ニュースNEWS

日曜劇場「キャスター」「まさにタイムリーな事件が描かれている」「次回は道枝くんがキーマンだね」

ドラマ2025年6月2日

 日曜劇場「キャスター」(TBS系)の第8話が、1日に放送された。  本作は、型破りなキャスターの進藤壮一(阿部寛)が、テレビ局の報道番組を舞台に、闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく社会派エンターテインメント。(*以下、ネタバレあり) … 続きを読む

「神説教」“静”広瀬アリスの自分自身への説教に「ボロ泣き」 「“京子”木村佳乃のキレッぷりが最高に面白い」

ドラマ2025年6月2日

 広瀬アリスが主演するドラマ「なんで私が神説教」(日本テレビ系)の第8話が、31日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  妹の死を麗美静(広瀬)のせいにして恨みを募らせる元教師・鈴木愛花(志田未来)。まさか愛花に恨まれているなんて夢にも思 … 続きを読む

「ムサシノ輪舞曲」“環”高梨臨が交際を決断 「“阿川”正門良規の幸せを願ってる」「苦しい展開」

ドラマ2025年6月2日

 正門良規(Aぇ! group)が主演するドラマ「ムサシノ輪舞曲」(テレビ朝日系)の第7話が、31日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、お隣の10歳年上のお姉さん・武蔵原環(高梨臨)を幼い頃から思い続けるも、「家族同然の弟」枠 … 続きを読む

「波うららかに、めおと日和」「幸せだなぁ、かわいいなぁと思って見ていたら涙がとまらなくなった」「触られたいのは瀧昌さまだけです」

ドラマ2025年5月30日

 「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系)の第6話が、29日に放送された。  本作は、西香はち氏の同名コミックを原作に、昭和11年を舞台に、突然舞い込んだ縁談から帝国海軍に勤める江端瀧昌(本田響矢)と交際ゼロ日婚したなつ美(芳根京子)の … 続きを読む

「PJ ~航空救難団~」「生徒に頭を下げる宇佐美教官が大好きだ」「仁科さん。お願いだから無事でいて」

ドラマ2025年5月30日

 「PJ ~航空救難団~」(テレビ朝日系)の第6話が、29日に放送された。  本作は、航空自衛隊航空救難団に所属する救難員(通称PJ/パラレスキュージャンパー)を育てる救難教育隊の教官・宇佐美誠司(内野聖陽)と、選抜試験を突破した訓練生たち … 続きを読む

Willfriends

page top