市川海老蔵「プペル」の歌舞伎舞台化を熱望「家族で感動した」 西野亮廣「人生を掛けて臨む仕事になる」

2021年11月22日 / 16:23

主人公のプペルを演じる市川海老蔵 (C)エンタメOVO

 2022年1月新橋演舞場 新作歌舞伎「プペル~天明の護美人間~」制作発表記者会見が22日、東京都内で行われ、市川海老蔵と西野亮廣が登場した。

 本作は、西野が原作を手掛けた絵本『えんとつ町のプペル』を歌舞伎舞台化。ゴミ人間・プペル(海老蔵)と、父が遺した言葉を信じるルビッチ(市川ぼたんと堀越勸玄のWキャスト/役名は寧々と玄)が、互いの友情を信じ、新たな世界に飛び出していく姿を描く。

 本作で西野と初タッグを組む海老蔵は「映画(版)を家族で見まして、子どもたちもすごく感動して、3回ぐらい映画館に足を運ぶうちに、これは歌舞伎になるんじゃないかなと思って。西野さんに連絡して、すぐに決まりました」と経緯を語った。

 西野は「海老蔵さんからお話を頂いて、これは大変な仕事になるな、人生を懸けて臨むお仕事になるなと思いました。面白いものになると思います。一生懸命頑張ります」と意気込みを語った。

 互いの印象を聞かれると、西野は「本当にカッコいい。もう好き。一緒にしゃべっていても、ずっとカッコいいですし、すてきだなと思います」と話した。

 一方、海老蔵は「歌舞伎というものは、その時代の最高の才能が集まって作っていた時代がありました。(西野は)私が生きている時代の中で、さまざまなことに関して、最も優れた力を持った人間の一人ではないのかと感じています」とコメントした。

 また、「(Wキャストで出演する)子どもたちに期待することは?」と聞かれた海老蔵は「今回は2人が同じ役をやる、ライバルですからね。いい刺激が入っていくこと、彼らがおのおのを見て成長していく姿が、親として興味深いなと思います」と答えた。

 舞台は、2022年1月3日から20日まで上演。

初タッグを組む市川海老蔵(左)と西野亮廣 (C)エンタメOVO


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