山本美月、2度目の舞台出演に「毎日緊張ばかり」 古田新太「短いコントの目白押し」

2020年10月6日 / 07:34

(左から)古田新太、池田成志、生瀬勝久、山本美月、池谷のぶえ、宮藤官九郎(撮影:細野晋司)

 PARCO劇場オープニング・シリーズ“ねずみの三銃士”第4回企画公演「獣道一直線!!!」の公開舞台稽古が5日、東京都内で行われ、出演者の生瀬勝久、池田成志、古田新太、山本美月、池谷のぶえ、脚本の宮藤官九郎が登場した。

 本作は、生瀬、池田、古田が「今、一番やりたい芝居を、自分たちの企画で上演したい」という思いで結成した「ねずみの三銃士」による第4弾公演。「ねずみの三銃士」発案のネタをベースに、宮藤が新作を書き下ろし、河原雅彦が演出を担当する。

 開幕に際し、古田は「宮藤くんのホンは、表は愉快だけれど裏は忙しく、ずっと着替えてます。短いコントの目白押しです。全体的には少し怖いお話になると思うのですが、それまでにはお客さまには下品なお笑いを楽しんでいただくべく、工夫しております」と説明した。

 生瀬は「出演者、スタッフ一同、お客さまに『ああ、やっぱり生の舞台がいいね!』と言っていただけるよう、精いっぱい作りました」と思いを語った。

 池田は「劇場の感染対策等は、しっかりやっておりますゆえ、ご心配は重々承知ごもっともでございますが、2、3時間の間、嫌なこと忘れに来ませんか? でもどうしよう、もっと嫌な気持ちにさせちゃったら?」とちゃめっ気たっぷりにコメントした。

 また、本作が2度目の舞台出演となる山本は「毎日緊張ばかりしていましたが、皆さん優しく丁寧に、いろんなことを教えていただけました」と稽古を振り返り、「たくさん笑えて面白いけど、ちょっと怖いすてきな舞台を、ぜひ、多くの方に楽しんでいただけたら」と呼び掛けた。

 舞台は、11月1日まで都内・PARCO劇場ほかで上演。


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