福士蒼汰「俳優をやっていて良かった…」 主演舞台「浦島さん」開幕の思いを語る

2020年10月6日 / 07:23

 舞台「浦島さん」「カチカチ山」の初日開幕囲み取材が5日、東京都内で行われ、出演者の福士蒼汰と宮野真守が登場した。

 本作は、太宰治の小説『お伽草紙』を原案に、おとぎ話の「浦島太郎」と「カチカチ山」を劇団☆新感線が舞台化したもの。

 福士と宮野は、舞台「神州無頼街」で共演予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期が決定。密にならない少人数のカンパニーで演じる本作での主役を、それぞれが演じることになった。

 「浦島さん」で、浦島太郎を演じる福士は「誰もが知っている『浦島太郎』という作品ですが、今回の浦島はぶっ飛んでいます。かなりエネルギッシュで『これが浦島太郎かよ』『これが亀かよ』みたいに、登場人物の個性がすごいので、そのエネルギーに圧倒されてほしいなと思います」とアピールした。

 「カチカチ山」で自称・作家の男を演じる宮野は「おとぎ話の『カチカチ山』に、太宰目線の解釈で、屈折した部分が入ってくるのが非常に面白いです。楽しんでもらえると思います」と自信をのぞかせた。

 また、コロナ禍での思いを聞かれた福士は「こういう状況の中、舞台ができることを光栄に思っています。このお仕事ってエッセンシャルなことではなくて、別に、なくても生きていけると思うんです。でも、SNSだったり、直接『お芝居を見たい』『ドラマをやって』という声があるからこそ、自分たちが存在できる意味があるので、本当にうれしいなと思います」と話した。

 続けて「今日も皆さんが集まってくれて、マイクを持って質問してくれて…。そういう時間って、本当にありがたかったんだなと感じていますし、今、自分が俳優をやっていて良かったなと思える瞬間でもあります」と思いを語った。

 舞台は17日まで東京建物 Brillia HALLで上演。

宮野真守(左)と福士蒼汰 (C)【撮影:田中亜紀】


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