水嶋ヒロ、3年ぶり主演作は「断る理由なくなった」 剛力彩芽、水嶋の印象は「お父さん」

2013年12月19日 / 19:35

 特製の黒いクリスマスツリーと共に映画をアピールした水嶋ヒロ(左)、剛力彩芽

 映画『黒執事』の“黒”スマス・イベントが19日、東京都内で行われ、主演する俳優の水嶋ヒロ、女優の剛力彩芽が出席した。

 本作への出演オファーを断り続けていた水嶋だが、プロデューサーとの話し合いを続けていく中で「作り手側として一緒にやってみないか」という口説き文句にOKの返事をしたという。その後脚本がほぼ完成した際に再度出演オファーを受け、「素晴らしいものが出来上がっていたし、映像化のビジョンも浮かんでいて、断る理由がなくなっていました」と3年ぶりの主演復帰作が誕生した背景を明かした。

 原作から設定を変えて出演する剛力も、プロデューサーから熱烈なアピールを受けて出演を快諾。水嶋が携わった脚本には、当時役名ではなく“彩芽”と書かれていたという。剛力は「素直にうれしかったです。せっかく復帰される作品なので、水嶋さんがやってよかったと思えるようないい作品になればと思っていました」と振り返った。

 初共演した互いの印象について、水嶋は「もともと笑顔がすてきで明るく元気な印象でしたが、そのままで、撮影の合間にお話ししたりして、温かい心を持ってる方だと感じました」と語った。剛力も「一緒にいるとゆったりとして癒やされる時間が流れます。お兄ちゃんぐらいの年齢なのですが、まるでお父さんみたいな。私たちのことを優しい目で見てくれる、どっしりとした安心感がありました」と笑わせた。

 最後に水嶋は「今日に至るまで、僕はおそらく2年半ぐらい携わっていると思う。今の自分が持っている全てを注いだ作品がこの『黒執事』です」と自信たっぷりにアピール。「今日は、僕がこだわりにこだわり抜いたこの作品を心ゆくまで楽しんでください」とファンに呼び掛けた。

 映画は来年1月18日から全国ロードショー。


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