西島秀俊「僕は不器用な人間…」 「時間を掛けることはマイナスではない」

2019年4月4日 / 13:01

 映画『ダンボ』の公開御礼舞台あいさつが3日、東京都内で行われ、日本語吹き替え版の声優を務めた西島秀俊が登壇した。

 本作は、サーカス団の一員で、大きな耳を翼に空を飛ぶことができる小ゾウのダンボが、仲間とともに母親を救うべく奮闘する姿を描いたアドベンチャー作品。

 物語のキーマンとなるホルトの声を務めた西島は、映画にちなみ「家族の絆を感じる瞬間」を尋ねられると、「もちろん楽しい時も絆を感じますが、やっぱり家族の誰かがピンチになった時、また何かにチャレンジしている時に一番絆を感じますね。僕自身、厳しい状況の時に家族に助けられ、勇気づけられて乗り越えられたこともたくさんあったので」としみじみ振り返った。

 また「個性を生かすために大切なこと」を聞かれると「僕はかなり不器用な人間で、俳優としてもなかなか芽が出ない時期もあった。ただ、人よりも時間がかかってやってきたことは、マイナスにはならなかった。自分を信じて、ゆっくりゆっくり遠回りしても、やっていくことが秘訣(ひけつ)なのかなと思います」と語った。

 この日は、ホルトの子どもを演じた子役の遠藤璃菜(娘ミリー役)、岡部息吹(息子ジョー役)も駆け付けた。この春に進級する2人が、「陶芸をやってみたい」「学校の委員会活動を頑張りたい」など抱負を熱く語ると、西島は「素晴らしい。可能性が無限にあるなと思います」と目を細めていた。

 また、西島は2人に、「僕は自分のやりたいこととかが恥ずかしくて言えない子どもだった。大きくなってからもそうだったけど、ある時、どうしても映画に関わりたいという思いを口に出したら、運命が転がり出した。自分の可能性を信じて実際に声に出すことが、何かにつながるんじゃないかな」と優しく語り掛けた。

(左から)遠藤璃菜、岡部息吹、西島秀俊


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