エンターテインメント・ウェブマガジン
映画『七つの会議』の完成報告会見が16日、東京都内で行われ、出演者の野村萬斎、香川照之、及川光博、音尾琢真、藤森慎吾、朝倉あき、吉田羊、世良公則、鹿賀丈史、北大路欣也と福澤克雄監督が登壇した。
本作は、池井戸潤氏の同名小説を映画化したサスペンス。物語の舞台、中堅メーカーの社内で起きたパワハラ騒動をきっかけに、そこに隠された謎があぶり出され、会社の存在が大きく揺らいでいく。
「居眠りハッカク」と呼ばれる“ぐうたら社員”八角民夫を演じた萬斎は、「サラリーマン役がやっと回ってきた!という喜びも束の間、なんだ、ぐうたら社員か…と。僕自身結構ぐうたらなので、役に入りやすかったです」と苦笑しながら振り返った。
結果第一主義のモーレツ管理職役を演じるのが香川。萬斎は「僕は福澤組では新参者ですが、これぐらいのテンションでくるのかと、香川さんには身を切って演じる良い手本を示してもらった。それ以降の僕の身の振り方もあれで決まった」と福澤組常連の香川に感謝の気持ちを伝えた。
そんな香川は、「萬斎さんは自分のことを“ぐうたら”と言っているけど、常に姿勢が良くいらっしゃる。若い頃からこの姿勢なのでしょう。萬斎さんにとって一番キツい姿勢はグゥ~という(居眠りの)姿勢だったのでは? あれをやった翌日は全身が筋肉痛だったんじゃないかな」と笑わせた。
また香川は「福澤監督はスピードが好きな方なので、僕はせりふを(相手に)かぶせることを心掛けていた」とこだわりを披露。及川が「僕のせりふがあと2行残っているのに言わせてもらえなかった」と嘆くと、香川は、「同時に言うのが好き。客は何を言ってるかわからないけど、けんかしているのは伝わる。そうすると5ページぐらいの台本が3ページくらいに縮まるでしょ」とニヤリとしていた。
映画は2月1日から公開。
ドラマ2024年5月4日
川口春奈が主演するドラマ「9ボーダー」(TBS系)の第3話が、3日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 本作は、19歳、29歳、39歳…各年代のラストイヤー“9ボーダー”の3姉妹がモヤり、焦りながら自分の生きる道を模索するヒューマンラ … 続きを読む
ドラマ2024年5月4日
企画・監督・脚本、宮藤官九郎氏によるドラマ「季節のない街」(テレビ東京系)の第五話「僕のワイフ」が、3日深夜に放送された。 本作は、黒澤明監督が『どですかでん』(70)として映画化したことでも知られる山本周五郎の同名小説をベースに、舞台 … 続きを読む
ドラマ2024年5月3日
赤楚衛二が主演するドラマ「Re:リベンジ-欲望の果てに-」(フジテレビ系)の第4話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 天堂海斗(赤楚)を5カ月間眠らせ、天堂記念病院の前理事長・天堂智信(光石研)を殺害した首謀者は、海斗の伯母 … 続きを読む
ドラマ2024年5月2日
山下智久が主演するドラマ「ブルーモーメント」(フジテレビ系)の第2話が、1日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 本作は、同名コミックが原作。 内閣府直属チームSDM(特別災害対策本部)気象班統括責任者・晴原柑九朗(通称ハルカン、山下 … 続きを読む
ドラマ2024年5月2日
本作は、台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2 日本慢車流浪記』を原作とし、藤井道人が脚本・監督を務め、台湾の人気スター、シュー・グァンハンが演じるジミーと、日本の若手実力派の清原果耶が演じるアミが、「日本×台湾」「1 … 続きを読む