倉科カナ、同郷の高良健吾と「共演できてうれしい」 高良健吾、復興支援ドラマは「再確認できる」

2018年3月14日 / 18:05

(左から)熊本県の渡邉純一東京事務所長、高良健吾、倉科カナ、くまモン

 熊本県による復興支援ドラマ「ともにすすむ サロン屋台村」の無料上映会が14日、東京都内で行われ、出演者の高良健吾と倉科カナが登場した。 

 本作は、「平成28年熊本地震」の発生後に建設された「益城復興市場・屋台村」を舞台に、懸命に生きた熊本の人々の姿を描く復興と再生の物語。熊本出身の高良と倉科が屋台村の美容師夫婦を演じ、熊本出身のアーティスト「WANIMA」が主題歌を担当している。

 高良は「震災があって2年が経ちますが、こういう作品があるからこそ、忘れちゃいけないことを再確認できるので、作品に参加できたことがありがたいです。震災があったけど、あらためて考え直すこともあったので、今ある命を大切にしてほしいなと思います」と力強く語った。

 倉科は、ドラマのオファーを聞いた時の感想を聞かれると「震災後に高良君が被災地を回っているのをテレビで見て、私も一緒に連れて行ってほしいと思いながら、当時は高良くんとお友達でもなかったので、何もできなくて。熊本に何もできないことに負い目を感じていたので、こういう形でご協力ができてうれしく思いました」と心境を語った。

 同郷で同じ年という高良と倉科。共演した感想について高良が、「僕は倉科さんのことを高校生のころから知っていましたが、会ったことはなく、今回一緒に芝居ができて、夫婦役というのは縁だと思います。うれしいです」と語った。倉科も「私も本当にうれしいです。同郷で30歳の同じ年で、同じ時期に仕事を始めて同志のように思ってました。この作品で夫婦役で共演できたのは、すごく意味があるなって思います」と共演の喜びを語った。

 同郷の「WANIMA」については、倉科は「うちの家族が大好きで、弟も甥っ子も大好きです。去年紅白に(WANIMAが)出たときも泣きましたもん。良かったねー、お母さんたち喜んでるよーって親みたいな気分になりました」と同郷愛を明かした。


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