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(左から)大竹しのぶ、ユースケ・サンタマリア、松山ケンイチ
東京映画記者会(サンケイスポーツなど在京7紙)が主催する「第60回 ブルーリボン賞授賞式」が8日、東京都内で行われ、前年の主演男優賞と主演女優賞を受賞した松山ケンイチと大竹しのぶが司会を担当した。
冒頭、松山は「通夜みたいな雰囲気にならないように楽しくやっていけたら」とあいさつ。大竹も「(松山とは)お仕事で一緒になったことがないのに、司会業で一緒になるなんてね」と笑みをこぼした。
去年の司会は大泉洋と有村架純が務めた。大竹は「ブルーリボン賞は本当に格式ある威厳のある賞だと思っていたから着物で臨んだのですが、記憶に残っているのは大泉洋さんのおしゃべりだけ」と不在の大泉にチクリ。松山も「ずっとペラペラしゃべっていましたね。時間が結構押したらしいので今日は時間通り終わるようにしましょう」と、大泉を“反面教師”にしていた。
さらに大竹が「そういえば、大泉さんは『来年、僕はここに受賞者として来たいんです』と言っていたけど、今日はいらっしゃらないみたいで残念!」とちゃかすと、松山も「僕も大好きな役者さんですが、記者の方からNGが出たんじゃないですかね?」。大竹も「うるさ過ぎましたもんね」と調子を合わせ、会場を笑いの渦に包んだ。
2人は終始マイペースに会を進行。助演男優賞を受賞したユースケ・サンタマリアにインタビューする際は、松山が「どうやって司会をやればいいですか?」と逆質問。ユースケは「そもそも(今日の司会は)役者の中でも変わり者の2人。司会が『通夜にしたくない』って。そんなこと言っちゃ駄目だよ!」と呆れた様子で、会場を盛り上げた。
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