蒼井優「ほどほどの顔で女優をしている」 「こういう顔って芸能界にいそうでいない」

2017年10月17日 / 17:39

自分勝手な十和子を演じた蒼井優

 映画『彼女がその名を知らない鳥たち』の公開記念トークイベントが17日、東京都内で行われ、出演者の蒼井優、阿部サダヲ、白石和彌監督、特別ゲストとして原作者・沼田まほかる氏の大ファンを公言する光浦靖子が登壇した。

 本作は、沼田氏の人気ミステリー小説を映画化。クレーマーで自分勝手な十和子(蒼井)、不潔で下劣な上に、十和子に異様な執着を見せる陣治(阿部)、一見誠実そうだが軽薄な水島(松坂桃李)、十和子の元カレの黒崎(竹野内豊)らが織りなす人間模様を描く。

 映画の感想を問われた光浦は「十和子ってきれいなんだな…と。やっぱり十和子は美人じゃないとつじつまが合わない。原作では容姿については書かれていないけど、映画を見て謎が解けました」とコメントした。

 それを聞いた蒼井は「私、程よい顔だと思うんですよ。こういう顔って芸能界にいそうでいなかったりする。本当の美人さんが(十和子を)やったら、もっと幸せになるだろう…となるし。(そういう意味では)程よい顔なのかなと思います」と語った。

 さらに「女優という仕事をしていると『きれい』って言わなきゃいけない空気があって、それが私は苦手で…。ほどほどの顔で(女優を)やらせてもらっています」と笑った。

 また、劇中で披露する関西弁のせりふは「完璧」と評されている蒼井だが「両親が大阪で(関西弁には)耳なじみがあった。私は福岡出身なんですが、普段福岡でしゃべる時も、どこかなまってると言われていたんです。でも、実際に大阪弁100パーセントでしゃべるとなると、こんなに難しいんだ…って。とても大変でした」と苦労を語った。

 映画は10月28日から新宿バルト9ほか全国ロードショー。

(左から)白石和彌監督、蒼井優、阿部サダヲ、光浦靖子


芸能ニュースNEWS

「わたしの宝物」“宏樹”田中圭のラストの決断に賛否の声 「驚いた」「モラハラをみじんも反省しないのはどうなの」

ドラマ2024年11月22日

 松本若菜が主演するドラマ「わたしの宝物」(フジテレビ系)がの第6話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪 … 続きを読む

市川團十郎、お正月に「忠臣蔵」 現代ならではの視点を織り込んで作り上げる

舞台・ミュージカル2024年11月21日

 松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。  2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む

「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

ドラマ2024年11月21日

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む

「民王R」“秋保”黒川想矢と入れ替わった“泰山”遠藤憲一、若者の闇を知る 「いろいろ考えさせられて、ちょっと泣きそう」

ドラマ2024年11月20日

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む

「ウイングマン」菊地姫奈、大原優乃のアクション、桂氏の出演に反響 「大原優乃と菊地姫奈が特に光ってた」

ドラマ2024年11月20日

 藤岡真威人が主演するドラマ「ウイングマン」(テレビ東京系)の第5話が、19日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、特撮オタクの高校生・広野健太(藤岡)が、異次元から来たアオイ(加藤小夏)のドリムノートに、空想のヒーロー“ウ … 続きを読む

Willfriends

page top