窪塚洋介「賞っておまけ。何とも思っていない」 『沈黙』アカデミー賞逃すも意に介さず

2017年2月28日 / 08:20

舞台あいさつに登壇した窪塚洋介

 映画『沈黙-サイレンス-』大ヒット御礼舞台あいさつが27日、東京都内で行われ、出演者の窪塚洋介が出席した。

 マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の『沈黙』を映画化した本作は、17世紀の江戸時代初期を舞台に、幕府による激しいキリシタン弾圧下の長崎を描く。

 日本人キチジローを演じた窪塚は、累計観客動員数が65万人を超えた御礼舞台あいさつとして「同じ作品で何度も舞台あいさつに上がらせてもらうこともないし、そのたびに好きなことを言わせていただいて。自分が節目を迎えた映画ということでうれしく思っています」と喜びを語った。

 この日は第89回アカデミー賞の授賞式が行われ、本作からは撮影賞(ロドリゴ・プリエト)がノミネートされていたが、惜しくも受賞は逃した。

 これについては「昔から賞っておまけみたいなものだと思うので。いろいろなことを言う人もいると思うけど、取れたらおめでとうございますだけど、取れなかったからって何とも思っていません。作品がどうなんだってところだと思う」と持論を展開した。

 また、本作関連の舞台あいさつはこれが最後になるかもしれないと聞くと「えっ!? いや、そんなことないですよね。皆でまた集まれるって聞いたもん。マーティンもまた来るって聞いたもん」と口をとがらせた。

 「またマーティン・スコセッシに会いたいですよね? 僕も会いたい。73、4歳ぐらいのおじいちゃんですけど、会うと力をもらえる。自分の好きなことを続けていくと、あんなにすてきなおじいちゃんになれるんだな、心は年を取らないんだなと思います」と語った。


芸能ニュースNEWS

「わたしの宝物」“宏樹”田中圭のラストの決断に賛否の声 「驚いた」「モラハラをみじんも反省しないのはどうなの」

ドラマ2024年11月22日

 松本若菜が主演するドラマ「わたしの宝物」(フジテレビ系)がの第6話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪 … 続きを読む

市川團十郎、お正月に「忠臣蔵」 現代ならではの視点を織り込んで作り上げる

舞台・ミュージカル2024年11月21日

 松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。  2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む

「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

ドラマ2024年11月21日

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む

「民王R」“秋保”黒川想矢と入れ替わった“泰山”遠藤憲一、若者の闇を知る 「いろいろ考えさせられて、ちょっと泣きそう」

ドラマ2024年11月20日

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む

「ウイングマン」菊地姫奈、大原優乃のアクション、桂氏の出演に反響 「大原優乃と菊地姫奈が特に光ってた」

ドラマ2024年11月20日

 藤岡真威人が主演するドラマ「ウイングマン」(テレビ東京系)の第5話が、19日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、特撮オタクの高校生・広野健太(藤岡)が、異次元から来たアオイ(加藤小夏)のドリムノートに、空想のヒーロー“ウ … 続きを読む

Willfriends

page top