窪塚洋介、スコセッシ監督の演出に脱帽 「駄目でも『ワンダフル、もう1回!』」

2017年1月21日 / 17:11

 映画『沈黙-サイレンス-』の公開初日舞台あいさつが21日、東京都内で行われ、出演者の窪塚洋介、浅野忠信、イッセ-尾形、塚本晋也、小松菜奈が登壇した。

 本作は、遠藤周作の歴史小説『沈黙』と出会ったマーティン・スコセッシ監督が、28年の時を経て映画化したもの。

 物語の舞台は17世紀の江戸時代初期。幕府による激しいキリシタン弾圧下の長崎で、悩める信徒キチジローを演じた窪塚は「スコセッシ監督からキチジローの“人となり”を具体的に演出された記憶がないんです」と述懐した。

 オーディションの現場でも「カメラがないのに『カメラを回せ』って。『君はもうキチジローだからカメラを回していいんだよ』っておっしゃった」とエピソードを明かし、「それだけ、僕の中にあるキチジロー像を信頼してくれていたんだと思う」と感謝の思いを口にした。

 また完成版を見た時に「あることに気付いてハッとした」という窪塚。当初は、キチジローを“イノセント”に演じる自分を「スコセッシ監督が気に入ってくれていると思っていた」が、実際は「僕がよりイノセント、ピュアに見えるシーンは一切カットされていた。分かりやすく言うと、涙を流してどうこくするシーンもあったんだけど、そういうものはあえて使っていなかったんです」と明かした。

 窪塚は、本心として「ハリウッドに自分の演技をアピールするチャンスみたいな感覚が正直あった」と明かしつつ、現場では「『それだと(演技を)やり過ぎだから』ということは一言も(監督から)言われなかった」といい、常に「『グレート!』『ワンダフル!』と毎日、監督に乗せられ“踊って”帰ってきたんです」と語り、苦笑いを浮かべた。

 スコセッシ監督の場合は「駄目でも『ワンダフル、もう1回!』『アメージング、もう1回』なんですよ。役者を乗せるというのが骨身に染みついているのかもしれませんが、驚愕(きょうがく)すると同時に、そこがあの人の偉大なところだと感じました」と尊敬の念を口にした。

 また、本作のテーマでもある“弱者”を語る中で、窪塚が東日本大震災などで生まれた「日本の弱者」の存在に言及し、政府を痛烈に批判する一幕もあった。

(左から)塚本晋也、浅野忠信、窪塚洋介、小松菜奈、イッセー尾形

(左から)塚本晋也、浅野忠信、窪塚洋介、小松菜奈、イッセー尾形


芸能ニュースNEWS

「身代金は誘拐です」8年前の誘拐事件の真相が判明 「急展開で面白過ぎる」「“牛久保”酒向芳が気になる」

ドラマ2026年2月20日

 勝地涼と瀧本美織がW主演するドラマ「身代金は誘拐です」(読売テレビ・日本テレビ系)の第7話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、娘を誘拐された夫婦が「娘の命を救うために、他人の子どもを誘拐できるか?」という極限 … 続きを読む

「ラムネモンキー」「ランボーは戦友の娘のマチルダを守っていたんだね」「マチルダは生きているんじゃないかと思う」

ドラマ2026年2月19日

 「ラムネモンキー」(フジテレビ系)の第6話が、18日に放送された。  本作は、かつての恩師の失踪事件の謎が3人の大人を再起動させる「1988青春回収ヒューマンコメディー」。反町隆史、大森南朋、津田健次郎主演。脚本は古沢良太氏。(*以下、ネ … 続きを読む

「再会」“淳一”竹内涼真の激白が「すごく苦しかった」 「子役の子が上手過ぎる」「南良刑事が有能」

ドラマ2026年2月18日

 竹内涼真が主演するドラマ「再会~Silent Truth~」(テレビ朝日系)の第6話が、17日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、横関大氏の推理小説『再会』をドラマ化。刑事・飛奈淳一(竹内)が、殺人事件の容疑者となった … 続きを読む

「夫に間違いありません」“紗春”桜井ユキの正体が判明 「ラストの“聖子”松下奈緒が怖い」「こんな展開になるとは」

ドラマ2026年2月17日

 松下奈緒が主演するドラマ「夫に間違いありません」(カンテレ・フジテレビ系)の第7話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、主人公・朝比聖子(松下)が夫の遺体を誤認し、保険金を受け取った後に、死んだはずの夫が帰還す … 続きを読む

「リブート」「まんまと亮平さんの演技にだまされた」「合六(北村有起哉)って極悪なのに何か憎めないんだけど」

ドラマ2026年2月16日

 日曜劇場「リブート」(TBS系)の第4話が、15日に放送された。  本作は、最愛の妻の死をめぐってうそと真実が入り乱れ、日曜劇場史上類を見ない怒濤のスピードで展開していく“エクストリームファミリーサスペンス”。鈴木亮平が善良なパティシエと … 続きを読む

Willfriends

page top