成海璃子「“背負うぞ”と覚悟して演じた」 池松壮亮、斎藤工と三角関係を演じる

2016年3月26日 / 14:58

(左から)斎藤工、成海璃子、池松壮亮

 映画『無伴奏』の初日舞台挨拶が26日、東京都内で行われ、出演者の成海璃子、池松壮亮、斎藤工、遠藤新菜、中野ミホ、矢崎仁司監督が登壇した。

 本作は、小池真理子氏の半自伝的小説を原作に、学園闘争真っただ中の1970年代前後を舞台に、喫茶店「無伴奏」で出会った4人の激しい恋と青春を描いたラブストーリー。

 少女から大人へ成長するヒロインの高校生・響子を演じ、官能シーンにも初挑戦した成海は「最初にお話を頂いた時、最終的にいろいろなものを背負って一人で生きていく役だと思ったので、“背負うぞ”という覚悟はあったかなと思います」と役に込めた思いを吐露した。

 響子と恋人の渉、渉の友人の祐之介との複雑な三角関係が描かれる中、斎藤とのラブシーンもある池松は「微妙な役でしたが、僕が見放されたら、僕が好きな人たちまで見放されてしまう、そういう微妙なラインをつけられたらと思い、マイノリティーについて本当の心が映ればと思いました」と語った。

 一方、斎藤は、成海や池松といった年下の若手俳優との共演に「一人一人自分の世界を持っている人たちが、一つの作品で溶け合うというか。私は実年齢とか距離があると思ったけど、キャスティングされた以上役者は堂々と現場にいればいいと教えられました」と振り返った。

 また、トークでは余韻を残すラストシーンについても三者三様の思いを吐露。斎藤が「事前に作戦は何も考えず、心をクリアにそこにいた感じでした。二度と撮れない心情と表情だったのではないかと思います」と語ると、池松は「最後は決着をつけないといけないし、渉も微妙でいろいろあるんですよ」とコメントした。

 成海は、響子が目撃するあるシーンを振り返って「本当に現場にいたくなかったです。見てしまったら、響子のようにはいられないですし、それでも好きとはならない自分もいて…」と複雑な思いを語った。


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」最終回 連続不審死事件の犯人が明らかに 「週刊誌の印象が変わった」「『週刊千石』の面々に会えないのは寂しい」

ドラマ2025年12月24日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、若き新人記者 … 続きを読む

「娘の命」最終話で“衝撃の事実”が判明 「タイトルをくつがえす展開」「沙織が最後まで強くてMVP」

ドラマ2025年12月24日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」「樹(草なぎ剛)の優しさが全部包んでいった」「陸くんのその後が気になった」

ドラマ2025年12月23日

 「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話(最終話)が、22日に放送された。  本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ剛)が、遺品整理会社 … 続きを読む

天海祐希が「劇場版キントリ」出演の2人に生取り調べ! 佐々木蔵之介「天海さんはいつも頼もしい」石丸幹二「撮影が終わったとき、発熱」『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』カウントダウンイベント

映画2025年12月23日

 12月22日、東京都内の六本木ヒルズアリーナで、12月26日から公開となる『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』カウントダウンイベントが行われ、出演者の天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、でんでん、小日向 … 続きを読む

2026年ボートレース新CM発表会 マチダ教官役の町田啓太「ボートレースに関わる全ての方々が、本当に高い熱量を持って取り組まれていることを肌で感じています」

2025年12月22日

 2026年ボートレース新CM発表会が、22日東京都内で行われ、CMに出演した町田啓太、ファーストサマーウイカ、生瀬勝久、細田佳央太、安斉星来、吉田晴登が登壇した。  一般財団法人 BOATRACE 振興会は、この日の登壇者を起用した新CM … 続きを読む

Willfriends

page top