エンターテインメント・ウェブマガジン
(左から)斎藤工、成海璃子、池松壮亮
映画『無伴奏』の初日舞台挨拶が26日、東京都内で行われ、出演者の成海璃子、池松壮亮、斎藤工、遠藤新菜、中野ミホ、矢崎仁司監督が登壇した。
本作は、小池真理子氏の半自伝的小説を原作に、学園闘争真っただ中の1970年代前後を舞台に、喫茶店「無伴奏」で出会った4人の激しい恋と青春を描いたラブストーリー。
少女から大人へ成長するヒロインの高校生・響子を演じ、官能シーンにも初挑戦した成海は「最初にお話を頂いた時、最終的にいろいろなものを背負って一人で生きていく役だと思ったので、“背負うぞ”という覚悟はあったかなと思います」と役に込めた思いを吐露した。
響子と恋人の渉、渉の友人の祐之介との複雑な三角関係が描かれる中、斎藤とのラブシーンもある池松は「微妙な役でしたが、僕が見放されたら、僕が好きな人たちまで見放されてしまう、そういう微妙なラインをつけられたらと思い、マイノリティーについて本当の心が映ればと思いました」と語った。
一方、斎藤は、成海や池松といった年下の若手俳優との共演に「一人一人自分の世界を持っている人たちが、一つの作品で溶け合うというか。私は実年齢とか距離があると思ったけど、キャスティングされた以上役者は堂々と現場にいればいいと教えられました」と振り返った。
また、トークでは余韻を残すラストシーンについても三者三様の思いを吐露。斎藤が「事前に作戦は何も考えず、心をクリアにそこにいた感じでした。二度と撮れない心情と表情だったのではないかと思います」と語ると、池松は「最後は決着をつけないといけないし、渉も微妙でいろいろあるんですよ」とコメントした。
成海は、響子が目撃するあるシーンを振り返って「本当に現場にいたくなかったです。見てしまったら、響子のようにはいられないですし、それでも好きとはならない自分もいて…」と複雑な思いを語った。
ドラマ2025年6月6日
「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系)の第7話が、5日に放送された。 本作は、西香はち氏の同名コミックを原作に、昭和11年を舞台に、突然舞い込んだ縁談から帝国海軍に所属する江端瀧昌(本田響矢)と交際ゼロ日婚したなつ美(芳根京子)の … 続きを読む
ドラマ2025年6月6日
「PJ ~航空救難団~」(テレビ朝日系)の第7話が、5日に放送された。 本作は、航空自衛隊航空救難団に所属する救難員(通称PJ/パラレスキュージャンパー)を育てる救難教育隊の教官・宇佐美誠司(内野聖陽)と、選抜試験を突破した訓練生たちが … 続きを読む
ドラマ2025年6月5日
松本若菜が主演するドラマ「Dr.アシュラ」(フジテレビ系)の第8話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 本作は、時に重症患者2人を同時にオペするなど、鬼神・阿修羅のごとく振る舞う様子から“アシュラ先生”と呼ばれるスーパー救命医 … 続きを読む
ドラマ2025年6月4日
橋本環奈が主演するドラマ「天久鷹央の推理カルテ」(テレビ朝日系)の第7話が、3日に放送された。(※以下、ネタバレあり)。 本作は、驚異の知能を誇る診断医・天久鷹央(橋本環奈)が、内科医・小鳥遊優(三浦翔平)と医学的な知見と診断能力を武器 … 続きを読む
ドラマ2025年6月4日
「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」(カンテレ・フジテレビ系)の第10話が、3日に放送された。 本作は、事故で死別した夫婦(伊野尾慧、伊原六花)が“奇跡の再会”に振り回されながら、お互いの「死の真相」と「不倫の真相」を追う、夫婦再 … 続きを読む