妻夫木、自虐的コメントを猛反省 三池監督は映画を見て「やっちまった…」

2012年4月19日 / 12:32

 「マスコミからの評価は両極端で、絶賛と大ひんしゅくの嵐です。非難も含めて、映画を自由に感じてもらえたら幸せです」と、観客にメッセージを送った三池崇史監督(左)と妻夫木聡(中央)、斎藤工 (c)KYODONEWS

 映画「愛と誠」の試写会トークイベントが18日、東京都内で行われ、出演者の妻夫木聡、斎藤工と三池崇史監督が登場した。

 本作は、1970年代に旋風を巻き起こした梶原一騎の人気漫画で、映画化されるのは今回で4度目。妻夫木演じる不良少年・太賀誠と、誠に一途な純愛を貫くヒロイン・早乙女愛(武井咲)の狂おしい“運命の恋”をエネルギッシュに描く。

 三池監督自身がプロデュースしたトークショーとあってか“ぶっちゃけ話”が繰り広げられた。

 三池監督が、「出来上がった作品を見て『やっちまったな』と思った。(見ると)最初はきついかもしれない」と発言し会場の笑いを誘うと、妻夫木が「(きついのは)ほんの少しだけですよ。既存のジャンルに当てはまらない、本当に面白い映画です」と、すかさずフォロー。

 さらに、先日の会見の自虐的コメントについては「翌日ネットを見たら『妻夫木ふざけた映画だ』、『よく分からない』と書かれていて、さすがに反省しました」と苦笑した。

 一方、斎藤は「作品の時代設定は70年から80年代ですが、現代人にこそ響くメッセージ性があります。上半期ナンバーワンの出来です」とアピールした。

 映画は、6月16日から新宿バルト9他全国ロードショー。


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