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左から妻夫木聡、松山ケンイチ、山下敦弘監督 (c)KYODONEWS
映画「マイ・バック・ページ」の完成披露試写会が13日、都内で行われ、主演の妻夫木聡、松山ケンイチ、山下敦弘監督が登壇した。
本作は、文筆家・川本三郎が、1969年から72年を背景につづったノンフィクションを映画化したもので、妻夫木は記者、松山は革命を夢見る若者をそれぞれ演じた。
妻夫木は、「原作の根底にある人間の熱さを探ろうと思った」と語り、舞台となった阿佐ヶ谷や東大の安田講堂にも実際に足を運び、そこで心に触れたものを大切にしながら役作りに励んだことを明かした。
一方、松山は、「初号試写を見て興奮した。今の時代に絶対に必要な映画だと思う」と熱く語った。
2人は同じ事務所に所属するが本作が初共演作となる。共演の印象を聞かれた松山は、「“普通の人”を演じるのは難しいはず。でも、普通を演じさせたら妻夫木さんにかなう人はいない」と力説した。
まじめに答えてもどこか笑いを誘う松山の話し方について妻夫木は、「これでも彼はまじめに話しているんですよ…」とかばいながら、「この映画を見て、みんながもっと自分の意見を持って立ち上がるきっかけになれば…」と締めくくった。
映画「マイ・バック・ページ」は5月28日全国ロードショー。
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