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【週末映画コラム】もしこの映画がアカデミー賞の作品賞を得たら…『哀れなるものたち』/孤独なタクシー運転手と難民の少年の交流を描いた『白日青春 生きてこそ』

ほぼ週刊映画コラム2024年1月25日

『哀れなるものたち』(1月26日公開)  世をはかなんだベラ(エマ・ストーン)は、橋上から川に飛び込んで自ら命を絶つが、風変わりな天才外科医ゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)によって、おなかの中にいた胎児の脳を移植され、奇跡的に蘇生する。 ・・・続きを読む

くせ者監督が雑誌の記事の映像化を実現させた『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』【映画コラム】

ほぼ週刊映画コラム2022年1月26日

 くせ者監督ウェス・アンダーソンが、雑誌『ニューヨーカー』にインスパイアされ、雑誌の記事の映像化を目指して、一つのレポートと三つのストーリーから成る、一種のオムニバス映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』を作り上げた。・・・続きを読む

新年早々、超現実の世界に浸る『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』「ジョン・カーペンターレトロスペクティブ2022」【映画コラム】

ほぼ週刊映画コラム2022年1月5日

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』  前作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(19)のラストから始まる、“ホームシリーズ”三部作の完結編『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が、1月7日から全国公開される。  三部作を通して監督ジョン・・・・続きを読む

【映画コラム】くしくも実現した“マン対決”『ファースト・マン』と『アクアマン』

ほぼ週刊映画コラム2019年2月9日

 まずは、人類史上初めて月面に立った男、ニール・アームストロング(ライアン・ゴズリング)を主人公に、デイミアン・チャゼル監督が、米宇宙計画の裏側を描いた『ファースト・マン』から。  本作の舞台となる1960年代は、まだ携帯電話もパソコンもなかった時代。・・・続きを読む

【映画コラム】演者の異なる古典劇を見るような楽しみがある『オリエント急行殺人事件』

ほぼ週刊映画コラム2017年12月2日

 「ミステリーの女王」と呼ばれるアガサ・クリスティが、1934年に発表した名作推理小説を再映画化した『オリエント急行殺人事件』が12月8日から公開される。  トルコのイスタンブールを出発し、フランスのカレーへと向かう豪華寝台列車内で起こった密室殺人の謎を、・・・続きを読む

【映画コラム】絶望ではなく希望を感じさせる『きっと、星のせいじゃない。』

ほぼ週刊映画コラム2015年2月21日

 全米で大ヒットを記録した青春映画『きっと、星のせいじゃない。』が20日から公開された。  17歳のヘイゼル(シャイリーン・ウッドリー)は末期のがん患者。今は奇跡的に薬が効き小康状態にあるが、学校にも行けず、友だちもなく、酸素ボンベが手放せない。ある日ヘイ・・・続きを読む

【映画コラム】上質なミステリーが堪能できる『誰よりも狙われた男』

ほぼ週刊映画コラム2014年10月25日

 今年2月に急逝したフィリップ・シーモア・ホフマンの遺作となったスパイ映画『誰よりも狙われた男』が公開中だ。  舞台はドイツの港湾都市ハンブルク。小さなテロ対策スパイチームのリーダー、バッハマン(ホフマン)は、悪の根本をつぶすために、長期的な視野に立っ・・・続きを読む

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