エンターテインメント・ウェブマガジン
ほぼ週刊映画コラム2018年10月27日
今週は小品の佳作と呼ぶにふさわしい2本の映画を紹介しよう。まずは、全編がパソコンの画面で展開する『search サーチ』から。 本作の主人公は、最近妻を亡くしたばかりの韓国系アメリカ人のデビッド・キム(ジョン・チョー)。彼の16歳の娘マーゴット(ミシェル・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2018年5月12日
今回は、日本が世界に誇る名優の生涯を描いたドキュメンタリーと、実録ものを得意とする名脚本家の監督デビュー作を紹介しよう。 まずは、『ヒロシマナガサキ』(07)などで知られる日系3世のスティーブン・オカザキが監督した、名優・三船敏郎の生涯を描いたド・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2017年9月23日
1960年代初頭、NASA(米航空宇宙局)に勤める3人の黒人女性が、有人宇宙飛行(マーキュリー)計画に多大な貢献を果たした事実を描いた『ドリーム』が9月29日から公開される。 1961年、米ソの宇宙開発競争が加熱する中、バージニア州ハンプトンのNASAラングレー研・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2016年4月23日
レオナルド・ディカプリオが“5度目の正直”でアカデミー賞の主演男優賞を受賞した『レヴェナント 蘇えりし者』が公開された。音楽は坂本龍一が担当している。 1823年、ヒュー・グラス(ディカプリオ)は、先住民の妻との間に生まれた息子のホークと共に、探検隊のハ・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2015年3月28日
センバツ高校野球に続いて、プロ野球も開幕。いよいよ球春到来ということで、今回は趣向を変えて野球映画の“ベストナイン”を紹介する。 1番『42~世界を変えた男~』(13) 黒人初のメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンの先駆者故の苦悩と栄光を描く。名選・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2015年1月31日
ケビン・コスナー演じるNFLクリーブランド・ブラウンズのGMを主人公に、ドラフト会議当日の長い1日を描く『ドラフト・デイ』が、30日から公開された。アイバン・ライトマン監督がチーム同士の駆け引きやドラフトに絡む人間模様を手際良くまとめている。 ところ・・・続きを読む
TOPICS2014年6月12日
映画『ラストミッション』の特別ポスターお披露目イベントが12日、東京都内で行われ、ボクシング元世界チャンピオンでタレントの具志堅用高、娘の麻衣さん、孫の栞菜ちゃんが出席した。 ケビン・コスナーが主演する本作は、ベテランCIAエージェントでありながら1・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2013年8月10日
2009年に公開された『アバター』の成功を機に、映画界を席巻した3D(立体)映画。新たな金の鉱脈発見かと騒がれたが、“猫もしゃくしも3Dで”という粗製乱造が災いし、ブームもすっかり下火になった感があった。ところが、猛暑が続く8月の日本で、3D大作が次々と公・・・続きを読む