能年玲奈「お笑い芸人になりたかった」 浅草芸能大賞の新人賞を受賞 

2015年3月21日 / 19:39

 浅草芸能大賞の新人賞を受賞した能年玲奈

 第31回浅草芸能大賞の授賞式が21日、東京都内で行われ、大賞を受賞した歌舞伎俳優の中村吉右衛門、奨励賞を受賞した落語家の柳家さん喬、新人賞を受賞した女優の能年玲奈ほかが出席した。

 大賞を受賞した吉右衛門は「私のような者に名誉を与えてくださいました。ありがとうございます。役者は日々精進いたしておりますが、お客さまのご支援がありませんと公演は成り立ちません。今後ともご支援いただけますようよろしくお願いいたします」とあいさつした。

 一方、着物姿で登場した能年は「このような歴史のある賞を頂いて、私のような駆け出しがいいのだろうかと恐縮していますが、もっと頑張れよと背中を押されているような気がして身が引き締まる思いです。これからも皆さまに楽しんでいただけるように精進してまいります」と喜びを語った。

 授賞式後にはあらためて司会者とのトークが行われ、緊張具合を問われた能年は「ちょっとしっかりしなきゃと思うと緊張します」と小さな声で答えた。声の小ささなどを突っ込まれながらも「すごい方たちがいらっしゃるので、私みたいな新人が(ここに)どう居ればいいのだろうという緊張があります」と明かした。

 小学生のころは同級生とダンディ坂野の物まねにはまっていたといい、「演技に出会う前はいろいろなりたいものがあって、その中にお笑い芸人もありました」と振り返った。また、最近はギターの弾き語りを再開し、「ここ2年ぐらい眠っていたけど掘り出して、今もジャカジャカと鳴らしています。気持ちいいです」と近況を語った。


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