映画『娚(おとこ)の一生』の初日舞台あいさつが14日、東京都内で行われ、出演者の榮倉奈々、豊川悦司、向井理、廣木隆一監督ほかが登壇した。
本作は、恋をしないと決めたつぐみ(榮倉)が、独身の大学教授(豊川)と偶然出会い、奇妙な同居生活を送る中で自然と寄り添っていく姿を描いた恋愛物語。
この日はバレンタインデー。イベント終盤に大きな台が用意され、スタッフに促された榮倉がベールをめくると、原作コミックのファンにも人気がある“足キス”シーンにちなんだ“特製足チョコ”が登場。榮倉が「シュールですね」ほほ笑むと、豊川も「本当にすごくきれいな足ですね」と笑いを誘った。
廣木監督とは『余命1ヶ月の花嫁』と『だいじょうぶ3組』でもタッグを組んだ榮倉。今回は約2週間半、三重県での“合宿撮影”を経験した。「こんなに(監督との)どっぷりとした撮影は約6年ぶり。(監督の演出は)すごく試練が多い。その試練、責任を与えていただける幸せを感じながらも厳しい毎日ではありました」と振り返った。
廣木監督は、今回“大人の恋愛”を演じた榮倉について「6年前と比べ、すごく大人になったなと感じた」と評価。豊川も、初共演の榮倉の印象について「う~ん、いまだによく分からないけど、よくぞこういう女の子に育て上げたなという感じ。まあ、ご覧の通り伸び伸びと育っています」と話し、会場を盛り上げた。