木村祐一、震災題材の舞台に意気込み  「“使命”として伝えていかなければ」

2015年2月5日 / 18:55

(左から)木村祐一、音尾琢真、荒木宏文

 舞台「ORANGE」の公開観劇&囲み取材会が5日、東京都内で行われ、出演者の音尾琢真(TEAM NACS)、荒木宏文(D-BOYS)、木村祐一、作・演出を手掛けた宇田学氏が登壇した。

 本作は、阪神・淡路大震災で当時救助に当たった消防士たち約100人以上に取材をし、作り上げた真実の物語。

 特別救助隊の隊員・小日向を演じる音尾は、2004年に初演された同舞台に11年から参加。「たくさんの方の思いがたくさん詰まった作品。最初は正直覚悟が必要だったけど今では自分の中でも、うそのない、いろんな人に届けても恥ずかしくないものになったと思う」と語り、「ぜひ多くの方、特に消防士の方にも見ていただきたい」と呼び掛けた。

 一方、阪神・淡路大震災発生当時、兵庫県にいたという荒木は「体験しているからこそ、受け入れることがすごく難しい作品。正直、自分がちゃんとできるのか不安もあった」と明かした上で、「震災から20年たった今、このタイミングでこの作品を上演できるというのはすごく意味のあること」とコメント。出張所の所長兼中隊長・桜井を演じる木村も「内容は重いけど、これは年数がたっても忘れることができないもの。偉そうですがそこは “使命”として伝えていかなければ」と気を引き締めた。

 一方で、共演者を連れて食事に行くことも多いという木村は荒木について「好青年過ぎる。若者のいわゆる“我”みたいなのが無くて、丸い大理石のようなテカテカした青年」と絶賛し、会場の笑いを誘った。

 舞台は、2月4日~11日、都内、サンシャイン劇場で上演。全国9都市を巡演予定。

 


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