市村正親「神さまに助けてもらった気がする」 胃がん手術後「モーツァルト!」で復帰

2014年11月8日 / 18:55

 (左から)花總まり、平野綾、井上芳雄、市村正親、山崎育三郎、ソニン

 ミュージカル「モーツァルト!」の初日囲み取材会が8日、東京都内で行われ、出演者の井上芳雄、山崎育三郎、市村正親ほかが登場した。

 胃がんのため7月に「ミス・サイゴン」を降板し、手術後の療養を続けていた市村は、本作が舞台復帰となる。

 モーツァルトの父レオポルト役の市村は、開演を目前に控え「今は新人のようにドキドキしております。こんな気持ちになるなんて“私もまだまだうぶだな”なんて思っておりますが、舞台では一生懸命に厳格な父親を演じたい。実生活ではデレデレの父親ですが」と心境を語り、笑顔を見せた。

 また、報道陣や共演者からあらためて復帰を祝福されると「あんまりみんなに温かくされると涙腺が緩いもので…。メーク仕立てなので我慢していますが、非常に感動しています。一言では言い表せないぐらい、本当に皆さんのお力でここまで来られたのだと、痛切に感じております」と感謝の言葉を述べた。

 約3カ月強での復帰については「早期発見で、本当に神さまに助けてもらった気がしている。いろんな方が『私も同じ(病気)です』とお便りをくれたり、『市村さんが頑張ることがすごく励みになる』と言ってくれる。僕自身が一生懸命に体調を管理しながら、しっかり元気な姿で舞台に立つことで、みんなの力になれたら」と語った。

 この日の公演は、妻で女優の篠原涼子と長男も観劇予定。篠原から「あんまり無理しなさんな」と声を掛けられたと明かした市村は「静かに支えてくれたので、僕もその期待に応えられるように。今日はとにかくキャストのためにも、この『モーツァルト!』の世界をしっかり生きたい」と決意を語った。

 舞台は8日~12月24日、都内、帝国劇場で上演。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まるで『鎌倉殿の13人』と同じような黒い話になってきた」「最終回は、蓬莱くん(神木隆之介)が何か仕掛けるのか」

ドラマ2025年12月11日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第10話が、10日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超 … 続きを読む

「スクープのたまご」最終章 “謎のサングラス男”の正体が判明 「黒幕感がすごい」「面白い展開になってきた」

ドラマ2025年12月10日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第10話が、9日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、若き新人記者 … 続きを読む

「娘の命」優奈の夫“明彦”内藤秀一郎の裏切りが判明 「沙織がヤバ過ぎる」「田中笑太郎くんが出てきてびっくり」

ドラマ2025年12月10日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第10話が、9日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあつく」最終話 “勝男”竹内涼真と“鮎美”夏帆の結末に反響 「勝男ロス過ぎる」「スペシャルドラマに期待」

ドラマ2025年12月10日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の最終話が、9日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回前の怒涛の展開に反響 「すごい展開だった」「最終回で全て回収できるのか」

ドラマ2025年12月10日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫 … 続きを読む

Willfriends

page top