KinKi Kids、実写映画でアフレコ初挑戦 光一が「“ツヨ・ラウダ”になっていた」と剛を称賛

2013年12月9日 / 04:05

 KinKi Kidsの堂本光一と堂本剛が6日、東京都内で行われた、映画『ラッシュ/プライドと友情』の日本語吹き替え版アフレコ取材に出席した。

 本作は、1970年代のF1黄金時代を駆け抜けた2人の天才レーサーの実話を基に映画化。直感的なドライビングテクニックで才能を発揮したジェームス・ハントと冷静で頭脳派のニキ・ラウダによる激しいライバル対決を描く。光一はハントの声を、剛はラウダの声を担当した。

 アニメの吹き替え経験はあるものの、実写映画のアフレコは初めてという光一が「外国の方の声を吹き替えるというのは新鮮でした。日本語とのテンションの違いもあるので監督と相談しながらやりました」と明かすと、剛も「かなり大げさに、普段だったらふざけているぐらい(のテンション)がちょうど良かったりするよね」と同意した。

 二人が一緒に収録をするのはこの日が初めて。剛は「僕が声を入れたときは、まだ誰の声も入っていなかった。僕はアフレコもまるっきり初めてだったので、初めはドッキリかなと思った」と苦笑。光一と初めて声を合わせてみて「やっぱり日本語同士でやりやすい。もともと光一くんはこんな感じで芝居しはるかな~と想定しながらやっていた。そしたらやっぱり大体の感じは合っていたので良かったなと思う。さすがに長い付き合い」と得意げに語った。

 F1好きで知られる光一は「ラウダってすごく特徴的な人物なので、あの独特のしゃべり方を日本語で再現するのは難しいと思う」と剛をねぎらいつつ「よくできてた?」という報道陣の質問には「俺すごいなと思いましたもん」と称賛。それを受け「ありがたいですね~。“ツヨ・ラウダ”ですね」と調子に乗った剛に、光一は「それは俺、F1ファンとして許せない」と返したが、最後は「ちゃんと“ツヨ・ラウダ”になっていたかな」と認め、会場の笑いを誘った。

 また、光一は「台本にADってあって、オーディオかな?って思ってたらアドリブの略だった。ハントはプレーボーイで横暴なかたわらレース前には緊張して吐いてしまうという面も持っていたんですが、その吐くシーンはADって書いてあって、それがどうも僕は上手だったみたい」とアピール。

 剛も「僕も手術のシーンの、肺の膿を出すところはすごくうまかった」と自画自賛。さらに、注目ポイントとして「嫁と絡んでいるシーン」を挙げ「『コラ、待て』って言うのがあって。“ちょっとなんだコイツ”みたいな雰囲気。あれを全力でやるというのが恥ずかしかった。一人で笑いをこらえながらやりましたね」と照れながら振り返った。

 今回のアフレコについて「今まで経験したことのなかった世界。新鮮でやりがいがあった」と振り返った光一は、次回作への期待を聞かれると「短期間での瞬発力を要求されるものなので、もっとこういうふうにやってみたいなと思ったときには終わっちゃう。もっとチャレンジしたいという欲は出てきました」と前向きに回答。

 剛も「今回の題材はライバル同士でありつつ、理解し合っている二人。外側はそれを見世物のようにあおり、一応彼らもメディア用にリップサービスで応じる。そういうのが僕らの雰囲気と近しい感じがあって(オファーが)来たのかな」と分析しつつ、結成20周年を迎えた二人の次回のアフレコ共演について「いい題材の作品があればぜひ」と意欲を見せた。

 映画は2014年2月7日からTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー。


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