山田邦子「何も恩返しできなかった」 後輩ら、島倉千代子さんをしのぶコメント

2013年11月15日 / 14:16

 島倉千代子さんをしのぶ山田邦子

 肝臓がんのため8日に亡くなった歌手の島倉千代子さんの葬儀が14日、東京港区の青山葬儀所で営まれ、歌手の石川さゆり、大月みやこ、長山洋子ら関係者約1000人、一般弔問客約2000人が参列し、最後の別れを惜しんだ。

 告別式後に取材に応じた大月は「今日の今日まで背中を追っていました。(遺影は)とてもすてきな写真でした。褒めてくれることもいっぱいあって、写真を見て思い出していました。本当に残念」と肩を落とした。「最後までとても優しかった。なんとか後を追い掛けて歌っていきたいと思います」と決意を述べた。

 細川たかしは「島倉さんとは長いお付き合い。楽屋入りがいつも早く、きちっと着物を着て化粧をしていました。いつも着物でしたが、それが『人生いろいろ』の後ぐらいからジーパンをはき始めて、時代に乗り遅れない、そういう印象があります」と故人をしのんだ。

 また、長山は「アイドル歌手から演歌歌手になるとき、島倉先輩から『仕事の姿勢などが私と似ているから一緒にご飯に行きましょう』と声を掛けていただきました。もっともっといろんなことを教えていただきたかった」と声を震わせた。

 タレントの山田邦子は「悲しいです。『かわいい、かわいい』って本当にかわいがっていただいたのに何も恩返しできませんでした」と沈痛な表情を浮かべた。告別式の冒頭で流れた、島倉さんが亡くなる3日前にレコーディングしたという新曲「からたちの小径(こみち)」については「本当にあり得ないと思いました。お声は随分前から出なくなったことが何回もあるのに、そのたびにときめいて乗り越えられていた。本当に素晴らしかったです」とその“歌手魂”に敬服した。

 舟木一夫は「言葉には表現できないぐらい芯の強い方だった。後輩にちゃんと後ろ姿を見せてくれた数少ない先輩の一人」と語り、「僕も10年以内にはあちらにお邪魔するかもしれない。お姉さんが天国だとするとこちらは地獄。その時は上からクモの糸を一本垂らしてもらい、それを上って会いに行きます」と“再会”に思いをはせた。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まさに『ノー・シェークスピア ノー・ライフ』というドラマだった」「最後はうるじい(井上順)もトニー(市原隼人)も楽しげに稽古していてよかった」

ドラマ2025年12月18日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、17日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総 … 続きを読む

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回、ラストの意味深な人影に考察合戦展開 「まさか黒木? 続編あるのか?」「続編は礼子が刑事に?」

ドラマ2025年12月17日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛の狂気が爆発 「レイコの孤独が胸に刺さった」「復讐に成功してほしい」

ドラマ2025年12月17日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追い … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「また野木亜希子さんの脚本にやられた」「結局、生きていくことが最大のミッションなんだな」

ドラマ2025年12月17日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、16日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は … 続きを読む

Willfriends

page top