島倉千代子さん葬儀で石川さゆりが弔辞 「叱ってくれる人がいなくなった」

2013年11月14日 / 18:12

 島倉千代子さんの遺影が飾られた祭壇

 肝臓がんのため8日に亡くなった歌手の島倉千代子さんの葬儀が14日、東京都港区の青山葬儀所で営まれ、関係者約1000人、一般弔問客約2000人が参列し、最後の別れを惜しんだ。

 島倉さんは、亡くなる3日前の5日に自宅のリビングで新曲「からたちの小径(こみち)」(発売未定)をレコーディング。島倉さんの希望で当初の予定から早められたという。告別式の冒頭では、そのレコーディング直後に収録した島倉さんの肉声の録音が公開された。島倉さんの「もう二度と見られないこの風景を見させていただきながら歌を入れられるなんてこんな幸せはありません。人生の最後に素晴らしい時間をありがとうございました」という声に、参列者は涙を流した。

 後輩歌手を代表して弔辞を読んだ石川さゆりは「私が歌い手になったのも小学生1年生の時、熊本で島倉さんのステージを拝見して夢を見たから。デビューしたころ、私はお化粧も何もできない子どもでしたが、島倉さんは『さゆり、ちゃんとお化粧するのよ』と付けまつげも付けてくださいました」と懐かしそうに振り返った。

 「生涯歌い手であることはたやすいことではありませんが、島倉さんは見事に全うされました。歌への情熱、表現者としての夢をどんなときも決して失ってはならないことを、私たち後輩へ強く示されたのだと思います」と感謝の言葉を述べ、「でも本当に寂しいです。もっともっとお元気で歌っていてほしかった。優しく、時に厳しく叱ってくれる人がいなくなってしまいました」と涙で声を詰まらせた。

 出かんの際には、島倉さんの大ヒット曲「人生いろいろ」が流れる中、参列者は「お千代さん」「ありがとう」と声を掛けながら島倉さんのひつぎを見送った。


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